昨日、プライムビデオで パリ タクシー という映画を観ました。
たまたま画面に映画のサムネイルが出ていて、最近の映画だったので、最近のパリの様子が分かると思って観ました。
あまり期待せずに見ましたが、秀作でした。
とりわけ小生の年代には考え深い作品でした。
昔は感動的なフランス映画が沢山ありましたが、最近は少いと思っていましたので嬉しかったです。
内容はネタバレになるので詳しく書きませんが、中年のタクシードライバーと92歳の老婆の話しです。
人生の窮地に当たり悶々としているドライバーが偶然、老人ホームに入居する老婆を乗せます。
車内でポツポツと今までの驚愕の人生をかたる老婆、そして、老婆の小さな願いを一つ一つ叶えるドライバー。
そして、最後に老人ホームにたどり着きます。 そして別れ。
映画の中で語られる1950年代の男女不平等は現在の朝ドラ 虎と翼 を思い出しました。フランスも相当な不平等があったようです。
人間1人になリ、体が不自由になれば老人ホーム一択の選択肢。
パリの老人ホームも日本の老人ホームも基本的には様子は似てました。
そしてフランス映画得意のどんでん返し。 小さいどんでん返しでしたが、ちょっとホッコリしました。
絵はパリ市役所。ここで老婆は驚愕の人生を語ります。

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