樽見鉄道を乗り終えたあとは今度は、南へ移動ということで養老鉄道で桑名を目指すことに。その養老鉄道に乗るのは実はこれが2回目と言っていいのかな?前回は2001年、まだ岐阜に路面電車があった頃に揖斐線に乗って終点の本揖斐まで行った時に帰りはバスで揖斐に出て、そこから当時は近鉄養老線と言われていたこれにのって大垣に戻ってきたことが。
というわけで今回南側を乗れば20数年越しとかになるけど完乗に。来たのは元東急7700系。いざ出発してからは比較的のどかな風景の中を淡々と走っていく。遠くに山が見えるものも実際には山越えもなく途中山林の中を多少走るくらいで終点の桑名に到着。
ここからは三岐鉄道北勢線に乗車。一瞬、始発駅の西桑名とはどこ?となってしまったけど、調べたら実質桑名駅ということで一安心。この路線、日本では他に同じ三重県内の四日市あすなろう鉄道と黒部峡谷鉄道しか存在しない線路幅762mmのナローゲージ路線。
さっそく乗り込んだけど、やっぱり車両が小さい。
これまでに乗ったことのある車両で言えば東急世田谷線のデハ80系も幅が狭い上にロングシートだから通路が狭いと思ったけどこっちはもっと狭い。そして今となっては貴重な吊り掛け駆動。もちろんモーター車を選んでの往復。
西桑名を出てどんどん里山に向かって進んでいく。お世辞にも乗り心地がいいとは言えないし、速度も低いけどこの風景に吊り掛け駆動の音も含めて味わい深い路線。阿下喜駅まで往復して西桑名に戻ってきたところで今日の乗りつぶしは終了。あとはホテルに向かうだけだな。