ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

九州の老舗へ ゆふいん麦酒(最終回)

2018-08-25 23:26:13 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ゆふいん麦酒」の続きです。


4種目のスタウトです。

     

     

こちらのスタウトはアルコール度数8%のフォーリンスタウト。やや抑え気味のロースト香。しっかり芳醇なモルトの香りとアルコールの香りが入り混じる。モルトの旨味はしっかり濃厚でフルボディ。ホップの苦味とローストによる酸味がしっかり効く。モルトのしっかり芳醇な香りとフルボディで濃厚なフォーリンスタウトです。ロースト香よりもモルトの旨味が中心。旨い!こちらでは、やっぱりこのビールがフラッグシップ的存在。

     

     

     

最後は大分名物、団子汁で締め。そのままでも美味しいけど、柚子胡椒を入れると香り豊かでさらに美味しい。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ブレずに20年以上この独自なスタイルを貫かれているのが凄い。大手とは違う、でも地ビールを飲みなれていないご年配中心の観光客のことを意識した、難しい差別化を追及されていると思います。特にスタウトはお気に入りで、毎度楽しみにしている逸品。私自身20年以上こちらのビールの味を見つめ続けているので、こちらを訪問するのがとても楽しみです。

フードは定番のバイキングながら、近年は地元の料理が増えて、美味しくなった印象。ド定番の唐揚げが特に光ってました。

食事の後、スタッフの方のお計らいで、醸造所を見学させていただきました。

     

ガラス越しにレストランを望む仕込みの工程。何か見られているようで、変な感じ。仕込みの規模は1KL。

     

     

     

こちらは発酵・貯酒の工程。発酵タンクは1KLが2基、貯酒タンクは1KLが2基で2KLが6基という体制です。想像以上に貯酒タンクの体制が大規模でした。他の醸造所もそうですが、こちらも20年以上経過しているので老朽化が進み、手直ししながら使用されているそうです。ヴァイツェンを含め全てのビールが共通のオリジナル酵母で発酵されているとのこと。よってヴァイツェンはババリアスタイルではありません。

     

こちらは瓶詰め機。と言っても手作業により詰めるタイプで手間がかかるものです。市内では色んな所でこちらの瓶ビールを見かけますが、このような形で手作業で詰められていたのですね。

     

醸造所内に積まれた空のケグ。こちらは市外には基本的に旅をしないと思いますので、貴重な光景です。

スタッフの皆様、この度は貴重な機会を頂戴し、有難うございました。



ゆふいん山水館
大分県由布市湯布院町川南108-1
TEL:0977-84-2101 

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あああ     

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