自分が受ける試験じゃないのに、4時前に目が覚めてしまう。
もうひと寝入りしようと思ったが寝坊したら洒落にならないとべットから飛び出す。
パソコンを立ち上げるが、ネットに繋がらない。せっかく早起きしたのに・・・・。
こともあろうにホワイトデーは雪化粧。
うっすらと路面に雪が積もり、まさかほんとに降るとは思わなかったとボヤキながら車に乗り込む。
ぼた雪が降り続く中、免許センターに向けて午前6時15分出発。
娘は車の中で問題集の最終確認、受かってくれよ~と心で叫ぶ。
大した渋滞にも巻き込まれず8時前には到着した。
受付が終わったら頑張れよ~と声をかけて車で寝る。
太陽の光が眩しくて眠れない。もぞもぞと寝返りを打つが布団の上で寝るのとは訳が違う。
それでも1時間ぐらい寝た。ようやく試験が始まったぐらいだな~と再び瞼を閉じる。
なんだかんだと時間を潰す。11時過ぎになると人がぞろぞろと出てくる。
試験結果が発表されたのだ。
娘が出て来ませんようにと祈りながら出口を見つめる。
人の流れが途絶えた。娘の姿は確認出来ない。
急に腹が空いた。お弁当を後部座席で食べることにする。お腹が膨れたところで車を降りて館内に入る。
写真撮影の列に並ぶ娘を見つける。
良かった~とひと安心。合格おめでとう。車の中でお弁当を頬張る娘、やけに自慢げだ。
免許もらったら、帰りに運転したいとダダをこねる。
気持ちは分かるが、残念ながら保険を年齢制限にしているからダメだと断る。
第一にお前の運転する車にはまだ乗りたくないと言葉を飲み込むのが精一杯だ。
今朝も3時50分起床、大安吉日だね~・・・・。