貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

「ミスターK」

2015年02月23日 | 日記・エッセイ・コラム
私がその車の存在を知ったのは中学1年の時だ。
絶対に手に入れると誓ってから13年後の夏に手に入れた。
その当時はオークションたるものがなく、諦めかけていたのだが、入社した当時から車は「Z」しか乗らないと公言していたものだから、偶然にも買わないかと話が来た。
当時の売値は3万円。
即答で決めた。
それから「Zフリーク」としての人生が始まる。
手に入れてから2年後にロスに行った時、私より1年新しい年式のやつが3000ドルのプライスタグが付いていた。
「Zカー」としての人気を思い知らされた瞬間である。
大切にしていた車は娘の誕生と引き換えに手放す事になるのだが、余りにも悔やまれるので妻に相談を持ちかけた。
「この娘の二十歳の誕生プレゼントにとって置いたらいかがなものか・・・」
「20年後に乗るかどうか分からないでしょう!?」
「20年後には相当な価値になっているはずだが・・・」
「このポンコツが??」
「・・・・・S30と呼べ!!」
「????」
そんな会話が懐かしく蘇る。
心から「ミスターK」のご冥福をお祈り致します。
今朝も6時30分起床、スポーツカーに乗ろうと思う・・・。
コメント
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