認知症の現実。

「思ったよりも早い・・・」
認知症の進行には驚きを隠せない。
認知症を患う母は週１度、デーサービスに行く。
「日によって波はあるようだが・・・」
介護職の大変さが見にしみる。
秋は一日毎に日没が早くなる。
夕闇に包まれた瞬間、母が荷物を持って玄関先に歩く。
「どさ行ぐなや？？」
「家さ帰る！」
「・・・・・」
返す言葉が見当たらかった。
「本人はデーサービスに来ているつもりなんだぁ～。参ったなぁ～！」
突然の行動に驚く始末。
夜中の徘徊に気を付けなければならない、
「鍵を掛けるが、鍵を外すのは分かるみたいだ」
靴を隠した所で、スリッパを出して外出しようとする。
「家に帰ると思い込んでいる」
と言うより、現実が分からないのだ。
「長生きのリスクは色んな意味で大変だ」
「・・・・タメイキ・・・」
今朝も６時３０分起床、認知症　治る薬が　ノーベル賞・・・字余り。