goo blog サービス終了のお知らせ 

さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

子育ての失敗や苦い経験、喜びなどを書いています。小学生、高齢者を応援する人生ゲームも紹介しています。

春 今年も出会った小さな命

2020年05月30日 | 自然のさんぽみち
 春 今年も出会った小さな命

 連休を過ぎると毎年
 小さなお客様が我が家のプランターにやって来ます。
 カマキリの幼虫、生まれたばかりの赤ちゃんが
 ちょこんと葉の上に乗っているのです。
 近づいてみると気配を感じて葉の裏に隠れてしまいます。
 毎年やって来るので、連休後は毎朝楽しみに待っています。

 <昨年プランターに来たハラビロカマキリの赤ちゃん>

 

 ただ昨年は外壁の塗装工事のため
 5月から12月頃までずっと足場があり幕が張られたので
 カマキリが近くに産卵することは無かったと思うので
 多分来ないだろうと思っていました。
 ところが自宅では無かったのですが
 車のフロントガラスにちょこんと乗っかり
 ゆっくり歩いています。
 つぶさないようにつかまえ草のある所に逃がしました。
 今年も小さな命と出会えて嬉しかったです。


  

 カマキリは生まれてから成虫になるまで
 己の力のみで狩りをしながら
 命がけの脱皮を7回くり返し成虫になります。
 成虫までの生存率は1%程度と言われています。
 ほとんどが餓死してしまうそうです。
 以前オオカマキリの卵胞(卵)から
 百以上の赤ちゃんが生まれ地上に降りました。
 そのほとんどが、降りた瞬間アリに捕まり
 アリの巣に連れて行かれてしまいました。
 生まれて数秒後のことです。
 何という厳しい世界だ・・・痛感しました。
 成虫になったカマキリは他の虫を食べ少し凶暴なので
 嫌われ者のイメージがありますが
 外敵から逃れ、水害をしのぎ、狩りをし続ける
 その成虫までの道のりは生やさしいものではなく
 「よくぞここまで生き抜いた!」と拍手をおくりたいです。
 「生きる!」と言うことは喜びもたくさんありますが
 その厳しさも小さな虫たちから学べます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 並ぶ時に前後の間隔をあける... | トップ | 5月なのに暑いと思ったら昨... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自然のさんぽみち」カテゴリの最新記事