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短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

夢のつづき〜桜②〜

2019-03-18 09:03:50 | 日記
花冷えの
春待坂で
君を待つ
夢のつづきを
始めるために

地元に「春待坂」という美しい名前の坂があります。
「坂」ってドラマを感じます。
坂の向こうはどうなっているんだろう……って。

桜の花が咲く頃の冷え込みを花冷えといいます。
暖かさへの期待を裏切られた感情を伴う反面、この頃は陽気が変わりやすい自然の摂理を雅語で納得しようという気持ちも隠されているようです。

。。。。

あなたを待つドキドキと期待にあふれた今の気持ちを大切に……

「花冷え」なんて雅(みやび)な言葉を使わせないで。


東京は21日開花だそうです。

でも、今日はとってもいい天気。

待ちきれずに咲き始めるかも。

最後の恋〜菜の花〜

2019-03-18 09:01:19 | 日記
肩越しに
菜の花揺れて
ゆっくりと
最後の恋に
別れを告げる


決断しなければ前に進めないってわかっていても、

なかなかすっぱり、すっきりいかないこともあります。

「魂は急がないから」

ずいぶん前、友達がなにげなく口にした言葉。

自分のペースでゆっくり行きます。

ゆるり(瑠璃)、ゆるり(瑠璃)です。

*菜の花の花言葉は「脱皮」、希望を象徴する黄色を見ていると新しい自分に出会いたくなります。

心機一転にはぴったりの春ですね。