短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

桜トンネル〜桜③〜

2019-03-20 11:29:24 | 日記
すれ違う
あの日の私
忘れえね
空埋めつくす
桜トンネル

すれ違ったのは希望に胸ふくらませた私、もう二度と会うこともないあの人を永遠に愛せると思った私、子供の手を引いて幸せを抱きしめる私・・・・
桜のトンネルは過去から未来へ

。。。。

12年前の今日3月20日にブログにアップした歌です。

桜って人生を重ねやすい花。

あの日から12年後の今日、子供達は成人。


12年後はどんな私かしら。

「枯れ木に花を咲かせましょう」なんて木に登ってるかな。

花咲じいさんならぬ、花咲ばあさんのみたいに。

木登り得意だったし。

古い友人から「いくつになった?」と聞かれ
「5月で57カラット✨」と答えたら感動されました。

削られて、削られて、その傷が輝きを増してくれる。
年を重ねるってそういうこと。

どんな時も微笑んでみる。

深刻な顔してのぞいても
深刻な顔しか映らない
人生は先に笑う。