2020年 12月24日 木曜日。
酸素室に寝てるニッシュ、自力では寝返りもままならない。
高濃度の酸素を吸わせるために酸素室全体ではなく、酸素マスクで直接吸えるように
横になってるニッシュのマズルのそばにマスクを置いていた。
2:00台、酸素マスクから少しズレた所に寝ていたからマスクをマズルの近くに置く。
3:00台も動いてマスクがベストポジションではないからマズルのそばに置くと顔を背けて嫌がるので
マスクでの酸素吸入をやめて酸素室全体のほうに切り替える。
←ニッシュが心配なヤッツ
5:00、ウンチで汚れたお尻を洗う。5:30、パパ出勤。
その後2回ウンチをだす・・・というより、この時にはもう肛門が緩んでいて
腸が見えてるような感じでウンチをするじゃなく出てきちゃうって表現が正しいかも
酸素室にしきつめてるトイレシーツにオシッコのシミが見えたから庭に出すとオシッコをしてくれた
朝は食べてくれなかったが11:00台にチュールを少し食べてくれた。
かかりつけ病院(道路状況によっては40~50分かかる)へ連れて行くのは難しいから
1番近所の動物病院へ出向き事情を説明して点滴をお願いできないか聞くと
『そんな状態で連れてくるとニッシュが辛いから点滴パック一式渡すから家で点滴すればいいじゃん』 とお昼休みの時間帯に
往診してくれて、やり方を教えてくれながらこの日の分の点滴をしていってくれた。 (明日の分は私がやる。)
『お金は後で払いに来てくれればいいから~』 と先生は帰って行った。ありがたい
(1番近所のこの動物病院はワクチンやフィラリア予防などでお世話になってた儲け度外しの先生が一人でやってる。)
14:15 少量だけどチュールと水みたいなのを吐く。
片付けてる間、トイレにいてもらったらオシッコをした 酸素室で休ませる。
17:20 吐く。(水みたい・・・) そのあとにオシッコをさせるために庭に出したけどしなかった。
家に入って一旦トイレにいてもらったら何か様子が変で、酸素室に入れて様子をみてると
呼吸が荒く小刻みに震えて呼びかけの反応も鈍く、急変。
何で震えているのか分からないけど手先が冷たいから床暖を入れてストーブも近づけてとにかくニッシュを温める。
しばらくすると震えが治まってた。
約1時間後、反応もするし私を目で追ったりもするようになった
19:00 チュールを口元へ持っていってみる、食べない。
口先につけると舐めた。2回舐めて口を開けなくなる。
シリンジで水を飲ませるが舌を動かさない、何回かやってると少し飲んでくれた。
その後も苦しそうな状態が続く。
家族全員で覚悟した。逝ってしまうのでは・・・? と
今なら全員揃ってる
不謹慎かもしれないが、今ならみんなで見送れる
決して早く逝って欲しいわけじゃない!
でも大好きな家族みんなに囲まれて逝けたならニッシュだって・・・ と、
こっち都合の言い分だけど、そう思った。
遅くまでニッシュを囲んでたが、明日もパパも子供たちも仕事がある。
寝ている間に一人で逝ってしまうかもしれないと思いながら就寝。
私はリビングで寝る。
12月25日 金曜日。
ニッシュ生きてる 夜中、何度もニッシュが息をしてるか確認した。
5:30 パパ出勤。娘が出勤する前にニッシュに点滴をしてしまう。
朝ご飯は食べない、息子が出てから9:00頃にチュールをあげてみる、食べない。
口元に付けると舐めたが迷惑そうで欲しがらない。無理強いは止めた。
その後トイレにオシッコをしてくれた
ウンチは出てきてしまうのでお尻を拭くお世話は数分置き
そのお世話もちっとも嫌じゃない むしろ愛おしくてたまらない(笑)
酸素室で休ませる。
7歳の誕生日までもたないかもしれない・・・ から何度も危機を迎えて
気付けばクリスマス
ニッシュが急変するたびに家族ラインで 『ニッシュ、ヤバイかも』 って送ってた
ヤバイヤバイ詐欺(と、名付けてた 笑)は何度目だろう
13:00頃、酸素室でハァハァし始める、暑いのかもしれない
気分転換に庭に出す。2分ほどで部屋入れトイレシーツの上へ。
←立ってるのもやっと
水を飲ませてチュールをあげてみる、自分では食べない。
上あごにつけると舐め取る、それを数回やる
最後に水を飲ませて酸素室に入れる。
気持ち、顔が浮腫んできたような・・・
17:00頃、チュールをあげると自分から食べてくれた 1本を3分の1くらいだけど
少しの間、トイレで伏せて休んでるから酸素チューブをそこまで持って来てその場で嗅がせる。
酸素室に移動。
どんどん顔の浮腫みがハッキリしてくる
動いてないからだ・・・でもずっと立ってる事ももうできない・・・
19:00、トイレでオシッコをしてくれた
またチュールをあげてみる、食べない
上あごにつけると舐めてくれた 3回ほど
顔のマッサージをしてあげる。少しでも浮腫みが取れるといいけど・・・
浮腫みが出てきてから えずくようにもなる。
パパが帰って来ても尻尾を振るとかの反応は無い。昨日まではあったのに・・・
22:00、落ち着いているように見える
リビングで寝る。(パパも)
12月26日 土曜日 お別れ。
0:00、痙攣みたいになる
左目も瞳孔が開いてて何も見えてない感じ、指をかざしても瞼が動かない。
呼びかけにも耳は動かない。
3:50、痙攣みたいになる
えずくときもあって、その動きで顔を上げるけど意識はないようす
目は開いてるけど昏睡状態というのが正しいか分からないけどそんな感じ。
8:30、担当の先生からお電話が来て、現状を話すと
『見た目は苦しそうで辛そうに見えるけどニッシュ自身はもう意識は無く痛みや苦しみは感じてないだろう。
痙攣発作を抑える点鼻薬がある、必要ならお出しするから取りに来てください』 と。
夜中の12時、4時、8時、11時と3~4時間置きに痙攣発作が起きたけど
11時からは常に痙攣していて、数分間隔で強い痙攣発作が起きる。
酸素室から出して私やパパの膝枕でニッシュに声をかける。酸素チューブを鼻にあてながら。
その間も痙攣はおさまらない
12:40、家族ラインで子供たちに 『安楽死も考えている』 と伝える。
2人はどう考えるか聞く。
子供たちからは それでいいと返事が来る。
病院へ電話してそのことを伝えると、『それでもいいと思います』 と受け入れてくれた。
14:45、病院に到着。(病院は中休みの時間帯)
診察室に通され癲癇発作を抑える点鼻薬を入れる、しかし1回では効かず
2回、3回とやってようやく痙攣が治まった。
連れて来れらたニッシュをみて先生は
『この状態だと点鼻薬を取りにきてもらったとしても効果は長くは効かなかったかもしれない』 と
リンパ腫でも最後のほうになると癲癇になるのか聞くと
『もしかすると脳にリンパ腫が転移してしまってるのかもしれない』 と・・・。
私たちを思いやって
『さっきの状態は苦しそうに見えるけどニッシュは何も感じてないと思います』 とも言ってくれた。
注射の準備(腕にラインをとる)をするためニッシュを預け一旦待合室へ。
準備ができ1番端の診察室に呼ばれる。
安楽死の説明を受ける。
さよならの時間をいただいてニッシュにたくさん声をかける、たくさん撫でて、キスをして最後の時間を過ごす。
初めに鎮静剤を入れ眠らせる、そして。。。
午後3時45分、ニッシュ永眠。
とても安らかな可愛いお顔。
先生から
『今まで毎週治療に通ってくれて、やれる治療を全てやらせてくれた
ニッシュもご家族もとても頑張ってくれてありがとうございます』 とお礼を言われた。
車に戻るときも先生がニッシュのことを車まで運んでくれた。
この2年間、本当にとても良くしてもらった。 こちらこそありがとうございます
家に戻る車の中のニッシュはただ眠ってるみたいなお顔。
家に着き、ヤッツと対面。
ヤッツは恐る恐る近づいてニッシュのニオイを確認したら離れていった。
それでさよならが出来たのかその後はそばに寄らなかった。
ニッシュが逝って2ヶ月過ぎた。
もうニッシュの抜け毛もあまりお目にかかれない。
2月に四十九日法要も済ませた。
逢いたいな~って思う。
時折、突然号泣もする(笑)
今回、これを書いていての号泣は何度もだった(笑)
ニッシュ、お疲れ様。
ありがとう
おわり。
頑張ったニッシュにポチッと
ありがとう
酸素室に寝てるニッシュ、自力では寝返りもままならない。
高濃度の酸素を吸わせるために酸素室全体ではなく、酸素マスクで直接吸えるように
横になってるニッシュのマズルのそばにマスクを置いていた。
2:00台、酸素マスクから少しズレた所に寝ていたからマスクをマズルの近くに置く。
3:00台も動いてマスクがベストポジションではないからマズルのそばに置くと顔を背けて嫌がるので
マスクでの酸素吸入をやめて酸素室全体のほうに切り替える。
←ニッシュが心配なヤッツ
5:00、ウンチで汚れたお尻を洗う。5:30、パパ出勤。
その後2回ウンチをだす・・・というより、この時にはもう肛門が緩んでいて
腸が見えてるような感じでウンチをするじゃなく出てきちゃうって表現が正しいかも
酸素室にしきつめてるトイレシーツにオシッコのシミが見えたから庭に出すとオシッコをしてくれた
朝は食べてくれなかったが11:00台にチュールを少し食べてくれた。
かかりつけ病院(道路状況によっては40~50分かかる)へ連れて行くのは難しいから
1番近所の動物病院へ出向き事情を説明して点滴をお願いできないか聞くと
『そんな状態で連れてくるとニッシュが辛いから点滴パック一式渡すから家で点滴すればいいじゃん』 とお昼休みの時間帯に
往診してくれて、やり方を教えてくれながらこの日の分の点滴をしていってくれた。 (明日の分は私がやる。)
『お金は後で払いに来てくれればいいから~』 と先生は帰って行った。ありがたい
(1番近所のこの動物病院はワクチンやフィラリア予防などでお世話になってた儲け度外しの先生が一人でやってる。)
14:15 少量だけどチュールと水みたいなのを吐く。
片付けてる間、トイレにいてもらったらオシッコをした 酸素室で休ませる。
17:20 吐く。(水みたい・・・) そのあとにオシッコをさせるために庭に出したけどしなかった。
家に入って一旦トイレにいてもらったら何か様子が変で、酸素室に入れて様子をみてると
呼吸が荒く小刻みに震えて呼びかけの反応も鈍く、急変。
何で震えているのか分からないけど手先が冷たいから床暖を入れてストーブも近づけてとにかくニッシュを温める。
しばらくすると震えが治まってた。
約1時間後、反応もするし私を目で追ったりもするようになった
19:00 チュールを口元へ持っていってみる、食べない。
口先につけると舐めた。2回舐めて口を開けなくなる。
シリンジで水を飲ませるが舌を動かさない、何回かやってると少し飲んでくれた。
その後も苦しそうな状態が続く。
家族全員で覚悟した。逝ってしまうのでは・・・? と
今なら全員揃ってる
不謹慎かもしれないが、今ならみんなで見送れる
決して早く逝って欲しいわけじゃない!
でも大好きな家族みんなに囲まれて逝けたならニッシュだって・・・ と、
こっち都合の言い分だけど、そう思った。
遅くまでニッシュを囲んでたが、明日もパパも子供たちも仕事がある。
寝ている間に一人で逝ってしまうかもしれないと思いながら就寝。
私はリビングで寝る。
12月25日 金曜日。
ニッシュ生きてる 夜中、何度もニッシュが息をしてるか確認した。
5:30 パパ出勤。娘が出勤する前にニッシュに点滴をしてしまう。
朝ご飯は食べない、息子が出てから9:00頃にチュールをあげてみる、食べない。
口元に付けると舐めたが迷惑そうで欲しがらない。無理強いは止めた。
その後トイレにオシッコをしてくれた
ウンチは出てきてしまうのでお尻を拭くお世話は数分置き
そのお世話もちっとも嫌じゃない むしろ愛おしくてたまらない(笑)
酸素室で休ませる。
7歳の誕生日までもたないかもしれない・・・ から何度も危機を迎えて
気付けばクリスマス
ニッシュが急変するたびに家族ラインで 『ニッシュ、ヤバイかも』 って送ってた
ヤバイヤバイ詐欺(と、名付けてた 笑)は何度目だろう
13:00頃、酸素室でハァハァし始める、暑いのかもしれない
気分転換に庭に出す。2分ほどで部屋入れトイレシーツの上へ。
←立ってるのもやっと
水を飲ませてチュールをあげてみる、自分では食べない。
上あごにつけると舐め取る、それを数回やる
最後に水を飲ませて酸素室に入れる。
気持ち、顔が浮腫んできたような・・・
17:00頃、チュールをあげると自分から食べてくれた 1本を3分の1くらいだけど
少しの間、トイレで伏せて休んでるから酸素チューブをそこまで持って来てその場で嗅がせる。
酸素室に移動。
どんどん顔の浮腫みがハッキリしてくる
動いてないからだ・・・でもずっと立ってる事ももうできない・・・
19:00、トイレでオシッコをしてくれた
またチュールをあげてみる、食べない
上あごにつけると舐めてくれた 3回ほど
顔のマッサージをしてあげる。少しでも浮腫みが取れるといいけど・・・
浮腫みが出てきてから えずくようにもなる。
パパが帰って来ても尻尾を振るとかの反応は無い。昨日まではあったのに・・・
22:00、落ち着いているように見える
リビングで寝る。(パパも)
12月26日 土曜日 お別れ。
0:00、痙攣みたいになる
左目も瞳孔が開いてて何も見えてない感じ、指をかざしても瞼が動かない。
呼びかけにも耳は動かない。
3:50、痙攣みたいになる
えずくときもあって、その動きで顔を上げるけど意識はないようす
目は開いてるけど昏睡状態というのが正しいか分からないけどそんな感じ。
8:30、担当の先生からお電話が来て、現状を話すと
『見た目は苦しそうで辛そうに見えるけどニッシュ自身はもう意識は無く痛みや苦しみは感じてないだろう。
痙攣発作を抑える点鼻薬がある、必要ならお出しするから取りに来てください』 と。
夜中の12時、4時、8時、11時と3~4時間置きに痙攣発作が起きたけど
11時からは常に痙攣していて、数分間隔で強い痙攣発作が起きる。
酸素室から出して私やパパの膝枕でニッシュに声をかける。酸素チューブを鼻にあてながら。
その間も痙攣はおさまらない
12:40、家族ラインで子供たちに 『安楽死も考えている』 と伝える。
2人はどう考えるか聞く。
子供たちからは それでいいと返事が来る。
病院へ電話してそのことを伝えると、『それでもいいと思います』 と受け入れてくれた。
14:45、病院に到着。(病院は中休みの時間帯)
診察室に通され癲癇発作を抑える点鼻薬を入れる、しかし1回では効かず
2回、3回とやってようやく痙攣が治まった。
連れて来れらたニッシュをみて先生は
『この状態だと点鼻薬を取りにきてもらったとしても効果は長くは効かなかったかもしれない』 と
リンパ腫でも最後のほうになると癲癇になるのか聞くと
『もしかすると脳にリンパ腫が転移してしまってるのかもしれない』 と・・・。
私たちを思いやって
『さっきの状態は苦しそうに見えるけどニッシュは何も感じてないと思います』 とも言ってくれた。
注射の準備(腕にラインをとる)をするためニッシュを預け一旦待合室へ。
準備ができ1番端の診察室に呼ばれる。
安楽死の説明を受ける。
さよならの時間をいただいてニッシュにたくさん声をかける、たくさん撫でて、キスをして最後の時間を過ごす。
初めに鎮静剤を入れ眠らせる、そして。。。
午後3時45分、ニッシュ永眠。
とても安らかな可愛いお顔。
先生から
『今まで毎週治療に通ってくれて、やれる治療を全てやらせてくれた
ニッシュもご家族もとても頑張ってくれてありがとうございます』 とお礼を言われた。
車に戻るときも先生がニッシュのことを車まで運んでくれた。
この2年間、本当にとても良くしてもらった。 こちらこそありがとうございます
家に戻る車の中のニッシュはただ眠ってるみたいなお顔。
家に着き、ヤッツと対面。
ヤッツは恐る恐る近づいてニッシュのニオイを確認したら離れていった。
それでさよならが出来たのかその後はそばに寄らなかった。
ニッシュが逝って2ヶ月過ぎた。
もうニッシュの抜け毛もあまりお目にかかれない。
2月に四十九日法要も済ませた。
逢いたいな~って思う。
時折、突然号泣もする(笑)
今回、これを書いていての号泣は何度もだった(笑)
ニッシュ、お疲れ様。
ありがとう
おわり。
頑張ったニッシュにポチッと
ありがとう