白い飛梅。

皆さま、こんばんは。

今日、福岡の太宰府天満宮の御神木である飛梅が２輪開花したとか。

白い八重の花びら。

今、携帯ニュースで画像を見ました。

今年も、大好きな梅の季節がやってきます。

週末に、恩師の訃報を聞き、今日の雨空のように気持ちは曇りっぱなし。


先生の笑顔ばかりが浮かぶのに、気持ちは塞ぐ。

しかし、飛梅の美しい姿に、元気をもらいました。

文学座附属演劇研究所の主事をしていらした吉兼先生。

さっき、先生との写真を探していたら、文学座の入所試験当日の懐かしい写真が。

そこにも飛梅が。

忘れていた、蘇る記憶。

試験当日、会場から半蔵門まで、なんとなく散歩をしたんです。

すると、国立劇場に、紅の飛梅が咲いていて…好きな花なので近くまで寄ると、偶然にも太宰府からやってきたとの立て札が。。。

まだ、受かるかもわからない、文学座。

まだ、知り合いの居ない、東京。

期待と不安が入り混じった一日、東京で偶然出会った飛梅に、元気をもらったあの日。

今日もまた、元気をもらいました。

あの日から、沢山の人と出会いました。


明日は、先生とのお別れ。

本科、研修科と進んでいくなかで、素晴らしい出会いがあったのは、先生のおかげかもしれません。

そのくらい自然に、私を導いて下さったように思います。

お礼は、まだ言いません。

明日、晴れますように。