M・あ~とさ~くる 臨床美術とくしま のブログ

美術が好きだけど苦手な方もアートを楽しめる
とくしまで臨床美術を実施するさ~くるです

作品展~作者の想いから~⓹

2019-07-30 07:57:59 | 臨床美術ワークショップ

 

 

 

 

作者のひとこと

 

 

がん患者 (64歳男性 職業:会社経営・NPO法人AWAがん対策募金理事長)

 

16年前48歳の時、起業と同時期にステージ4Bの進行がんが見つかりました。

S状結腸がんはすでに肝臓まで転移しており、当時の医療で完治することはほとんどありませんでした。

しかし諦めることなく治療した結果、 肝臓・肺へ転移したがんも手術で全て取りきれることができ、現在は完治しております。

その後会社経営に主軸をおきながらも、国のがん対策推進協議会委員を2年間務めるなど、少しは国や県のがん対策に貢献できているかなと思っております。

臨床美術は空の状態から、その時の心の状態が絵に現れたような感じです。やりたい事悩んでいる事を文字で表現したりもしましたが、絵は深いなあと感じました。

 

患者の皆様が悩んでいることは当時の僕もそうでしたが、どこかで共通していると思います。

同じような方々との話合いも力になりますが、今はがん相談支援センターの職員の皆様がしっかりサポートしてくださいますので、是非頼ってみてください。