作者のひとこと
がん患者 (64歳男性 職業:会社経営・NPO法人AWAがん対策募金理事長)
16年前48歳の時、起業と同時期にステージ4Bの進行がんが見つかりました。
S状結腸がんはすでに肝臓まで転移しており、当時の医療で完治することはほとんどありませんでした。
しかし諦めることなく治療した結果、 肝臓・肺へ転移したがんも手術で全て取りきれることができ、現在は完治しております。
その後会社経営に主軸をおきながらも、国のがん対策推進協議会委員を2年間務めるなど、少しは国や県のがん対策に貢献できているかなと思っております。
臨床美術は空の状態から、その時の心の状態が絵に現れたような感じです。やりたい事悩んでいる事を文字で表現したりもしましたが、絵は深いなあと感じました。
患者の皆様が悩んでいることは当時の僕もそうでしたが、どこかで共通していると思います。
同じような方々との話合いも力になりますが、今はがん相談支援センターの職員の皆様がしっかりサポートしてくださいますので、是非頼ってみてください。