新しい作家の本を読みたくて検索してたところ、絶対泣ける本としてヒットした中の1つが吉田修一『悪人』でした。
以前、金髪の妻夫木聡が主演していた映画にもなってましたね。
映画の評価が高く、『本当の悪人は誰だ?』というコピーにも惹かれるものがあり、ワンクリックしてみました。
全編にわたり九州(福岡?)言葉で綴られるストーリーは、いろんな場面か錯綜し、時系列も前後しながら徐々に事件の背景が明かされていきます。最初こそ、少しもたつく感じでしたが、途中からはスピードアップ。最後まで、一気に読ませてくれました。いちばん好きな構成です。
ただ、確かに面白いんですが、『本当の悪人は誰か?』、『そこにやさしさがあったのか?』と問われるようなエンディングには悩んでしまいます。『最後は涙で読むことができません!』という感想が多かったものの、個人的には最後まで感情移入が出来ませんでしたね、、、まったく感動はありませんでした。
何か見落としがあるのではと、Amazonの評価も見てみましたが概ね想像通りで、結局、私には合わなかったということなんだと思います。
犯罪はあくまでツールと割りきり、その背景にある心の動きや感情にシンクロできれば、違った感想になったのかもしれませんが、厳しかったです。
それでも、吉田修一の別の本を読んでみたいなと思いますので、とりあえずは週末、お金のかからない図書館に行ってみようと思います(笑)
今日は緊急出動などあり疲れた1日でした。でも、帰ったら夕飯がおでんだったので、仕事の疲れも回復です♪
以前、金髪の妻夫木聡が主演していた映画にもなってましたね。
映画の評価が高く、『本当の悪人は誰だ?』というコピーにも惹かれるものがあり、ワンクリックしてみました。
全編にわたり九州(福岡?)言葉で綴られるストーリーは、いろんな場面か錯綜し、時系列も前後しながら徐々に事件の背景が明かされていきます。最初こそ、少しもたつく感じでしたが、途中からはスピードアップ。最後まで、一気に読ませてくれました。いちばん好きな構成です。
ただ、確かに面白いんですが、『本当の悪人は誰か?』、『そこにやさしさがあったのか?』と問われるようなエンディングには悩んでしまいます。『最後は涙で読むことができません!』という感想が多かったものの、個人的には最後まで感情移入が出来ませんでしたね、、、まったく感動はありませんでした。
何か見落としがあるのではと、Amazonの評価も見てみましたが概ね想像通りで、結局、私には合わなかったということなんだと思います。
犯罪はあくまでツールと割りきり、その背景にある心の動きや感情にシンクロできれば、違った感想になったのかもしれませんが、厳しかったです。
それでも、吉田修一の別の本を読んでみたいなと思いますので、とりあえずは週末、お金のかからない図書館に行ってみようと思います(笑)
今日は緊急出動などあり疲れた1日でした。でも、帰ったら夕飯がおでんだったので、仕事の疲れも回復です♪