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中高年ニートの方が深刻

2015-05-09 08:20:14 | 日記
以前はニートと言うと学校を卒業したのに就職せず、家でぶらぶらしている人・・・というイメージがあった。
つまり20代を中心とした若い人、という感じだったのだけど、最近は40代以上になっても定職につかない「中高年ニート」が増加しているんだって。
総務省の調査によると、若者より中高年のニート増加が著しいそうで、かなり意外だった。
ところが、ニートの高齢化って今に始まったことじゃなく、すでに2011年度の調査では20~59歳のニート162万人のうち、35歳以上が79万人と半数近くを占めていたのだそう。
ちなみにニート高齢化が進んでいる理由については、ひと言でいうと「若い内に働かなかったから」。
要するに若い時に働かない人は中高年になっても働けないことが多いんだって。
中高年くらいだと、まだ親が働いていたり、あるいは年金をもらっていたりして何とか生活できてしまうから、何が何でも働かなきゃ!という気持ちが起こらないんだろうなあ。
さらに、若者ならまだそこから盛り返していくことも可能だけど、中高年になるともう年齢だけで求人に弾かれることも多いから、ますます「働けない」状態に陥るんだと思う。
もちろん仕事を選ばなければ働くこと自体はできるのだろうけど、そういう人たちに限って、職に対する理想というか希望が高くて、なかなか妥協できないんだろうなあ。
でもそういう人たちって親がいなくなった後のこと、考えたりしないのかな。いつまでもあると思うな親と金・・・って言うのに。