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老化を遅らせるサプリの開発

2015-10-24 08:42:43 | 日記
ワシントン大学医医学部の今井眞一郎教授のグループが、老化を遅らせるというサプリメントの開発を進めているらしい。
今井教授は2000年に長寿遺伝子の存在を発見した老化・寿命研究の世界的権威として知られていて、SIRT1という遺伝子が寿命を制御する遺伝子であることを確認。
実際、マウスを使った実験では、脳においてSIRT1の働きを人工的に高めたところ、寿命が普通のマウスに比べて9~16%も延びたのだそう。
これは人間に当てはめると7~14年に相当するそうで、そう考えるとかなり延びたという印象だよね。
現在、今井教授のグループはSIRT1に作用するNADという物資を作り出すのに重要な役割を担う「NMN」という物質の研究を進めているみたい。
ちなみに日本国内の食品メーカーのいくつかはNMNの素材開発を成功させているそうで、今後は人間への臨床研究の実施を目指しているんだとか。
もし外部からNMNを補充できることになれば、人体の臓器を修復することが可能になって、いろんな疾患の予防につながるんだそうで。
そうなると確かに平均7~14年くらい寿命が延びるというのもうなずける。
ただ、そうすると必然的に人口のほとんどを高齢者が占めるということになるわけで(汗)
そうなるとまた別の問題が出てきそうな予感がするんだけど・・・。
ただ、老化を食い止めることで介護の問題が解決されたりすれば、超高齢化社会ならではの問題も多少解消されるのかもね。