国技館の先、旧安田庭園に入ります。国技館側から見ている限り、こんな風光明媚なところがあるのかという印象。
池には、大きな亀が何匹も。
アカミミではなさそうですけど。
どうなんでしょう。
そうしているうちに、首の長いカメを見つけました。多分、スッポンかと。
旧安田庭園のすっぽん その1
旧安田庭園のすっぽん その2
ちなみにこの池は心事池というそうです。
左の写真は、心事亭という休憩所だそうです。
この旧安田庭園は、元禄年間に徳川5代将軍綱吉の実母 桂昌院の実弟 本庄因幡守宗資の下屋敷として、この庭園を築造したとのこと。かつては、隅田川の水を入れていたそうで、潮入池泉廻遊式庭園ともいわれるとの由。ちなみに心事池は、心の字をかたどったためとのこと。
明治になって、華族の屋敷となり、その後、明治24年(紀元2551キリスト暦1891)に安田財閥の創始者 初代 安田善次郎の所有となった。善次郎の逝去後、個人の遺志により、大正11年(紀元2582キリスト暦1922)に東京府に寄付されたとのこと。
現在では、池の水は隅田川からは引き入れていないとのことですが、昭和30年代から40年のころには水質悪化や堤防工事の関係で、閉じられたとのこと。
当時は、公害、大変でしたからね。
(前の記事へ)両国近辺?を歩きました!記事一覧(次の記事へ)