アジャイルは固定のタイムボックスです。時間が王様です。
なぜタイムボックスなのでしょうか?
時間は意識しようがしまいが、常に一定のペースで消費されます。お金は使わなければ減りませんが、時間は使わない訳にはいきません。今日の時間を将来の為に貯めておいたり、明日の時間を前借りしたりできません。
時間は空気のように当たり前すぎて意識しませんが、刻一刻と減っています。
どうせ消費してしまうなら、意識して使いたいものですよね。では、どうやって時間を意識するか?
締め切りを設けるのです。Deadlineという言葉通り、ある期限までに完了しなければ「もうおしまい」になると、締め切りを意識しない訳にはいきません。作業の進捗と残時間を比べながら、必死になりますよね。
固定のタイムボックスがあるから、多くのことが可能になります。
時間の大切さを再認識し、時間を意識できる。
脳が活性化できる。より創造的になれる。
集中できる。
期限(終わり)があるから、安心できる。
タイムボックス毎に達成感や挫折を味わい、それを繰り返すことでフィードバックループを確立し、経験値を高めることができる。
他にもいろいろメリットがあると思います。
アジャイルやスクラムはソフトウェア開発だけの話ではありません。普段の生活の中にタイムボックスの概念を取り入れることで、生活にメリハリやリズムを生み出すことができます。
今日からタイムボックス化して時間を意識してみませんか。
タイムボックスを先に決めて行動する。その訳はこちら。