アジャイルでは朝会を実施する。
毎日同じ時間に、同じ場所で実施する。
朝会は開発チームのミーティングだ。だから、開発チームは全員参加である。そして、チームを支援するスクラムマスターも、当然参加する。
プロダクトオーナーの参加は任意だが、都合がつくなら参加しよう。内容によっては、POが即決できることもある。
朝会の目的は、24時間単位でチームの同期を取ることだ。
開発メンバー全員で、作業の進み具合をチェックし、バックログの実装状況を握り直す。
課題があれば、スクラムマスターが率先して拾う。
朝会をパワーアップさせるためのポイントは、2つだ。
- 作業ボード
- バーンダウンチャート
24時間サイクルで状況をチェックするから、作業ボードとバーンダウンも24時間サイクルでチェックする。朝会はこの2つのツールを見ながら実施する。
前日と変わっていないと見る意味がない。だからタスクの粒度は最大でも1日で動くようサイジングする。理想は3時間以内だ。3時間なら午前・午後で動きが出るから、作業ボードをリアルタイムで更新しやすい。毎日2回以上達成感を味わえるから、やる気もでる。
朝会は儀式だからやるんじゃない。
情報ラジエーターを見て、どんどん進んでいくタスク状況を見て、みるみる減っていく残タスクを見て、達成感をモチベーションに転化して、朝会でもりもり勢いを付けてその日を始めるのである。
タスクボードとバーンダウンは朝会の神器だ。朝会とシンクロするよう作り込もう。
朝会 → 情報ラジエーター → 朝会の流れで、一体化しよう。
チーム全員で、スプリント状況をチェックしよう。