大きさで見積る

プロダクトバックログは作業の大きさで見積ります。
作業Aと作業Bを比較して作業Bは作業Aの２倍など。この際、もう一つ別の作業を見積もることが大切です。作業Cは作業Aの４倍とか。これで、作業Cは作業Bの２倍の規模であることが理解できます。３つの作業を比較することで作業の大きさが明確になります。
通常この単位をポイントと呼びます。イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチのフィボナッチ数(1,2,3,5,8,13,21・・・)をよく使いますが、他の尺度でもかまいません。
動物ポイント(Zoo Point)なら、猫、チーター、トラ、サイ、像、シロナガスクジラ（詳細化すべし）でしょうか。
フルーツポイントなら、レモン、みかん、リンゴ、メロン、スイカかもしれません。開発チームが好きな尺度を選べばよいのです。
作業時間見積り（絶対見積り）はスプリントバックログまでお預けです。人間は作業時間で見積もるのが絶望的に下手なので、具体的なタスクに落とし込む前に時間で見積もると合意形成が進みません。