もう亡くなってしまいましたけれども、私が担当させていただいている地区に、Tさんという生物の学者さんがいらっしゃいました。
誰でも知っている関西の大学の教授を定年退官し、病気をなさったのを期に、故郷で晩年を過ごされていました。
まだご家族の方が地域にいらっしゃって、「名前とかが分かるのはちょっと・・・。」と仰るので、「Tさん」と明記させていただきますが、Tさんに生物に関することを質問するのは、私にとってとても楽しい一時でした。
Tさんは、「今の生物界は、残念ながら、ダーウィンの進化論を基軸に動いている。」ということ、「学者とは、真実の大海で溺れそうになりながら、悶え進んでいるサルのようなものだ。」とか、「神様からの宿題が、人間ごときに、易々と解けるはずはないですよ。」と、門外漢の私に教えて下さったのを思い出します。
信仰なくば、立場や仕事が違えば語らうご縁もなく、いろんな方にお会いする機会もないでしょうから、「信者組織ってありがたい」と常々思う次第です。
さて最近はDNAの研究が盛んで、検査や治療の分野だけでなく、犯罪捜査にも、大きな物的証拠として過去の冤罪や、容疑を固める上での重要な位置づけをされてきましたね。
まぁ、ある意味では、DNA万能論が世の情勢です。
「DNAが人間の本質だ。」と、おっしゃる方もいらっしゃいます。
が、DNAは設計図でして、DNAに関しては、これ以上の説明はありません。
設計図だったらば、それを書いた誰かがいるはずですね。
それを『神』と呼ぶのです。
これほどわかりやすい説明はないです。
21世紀以降、世界で協力し、各国が分担して解明していたDNAに関する、国際プロジェクトが終了しました。
それによって、メインのDNAの解明が一段落し、今新たな分野である、ミトコンドリアDNAの研究が進みはじめました。
ミトコンドリアは、細胞内での酸素の取り込みや代謝に関わる細胞内の細胞です。
要するにミトコンドリアは、細胞に寄生する細胞なのです。
ですからミトコンドリアのDNAを調べると、細胞の中での、酸素を使っての代謝に関する情報がわかります。
このミトコンドリアDNAの面白いところは、完全な母系遺伝なところです。
つまり父方との交わりなく、遺伝情報ごと、母親からゴッソリ頂く訳です。
要するに生き物というのは、父親が誰であろうと関係なく、代謝に関しては、全て、母親からの影響を受けてるんですね。
この特徴を生かして、現代人の民族の源流を探る動きがあります。
その説明を、以前テレビ放映していたのを見たのですが、『ミトコンドリアDNAをたどると、最終的には、アフリカに生まれた一人の女性にたどり着く』って言ってました。
「アチャー。」と私は、頭を抱えました。(笑)
「理系頭脳の人って、こんな風に、理に適っていない事を、平気な顔して言っちゃうんだなぁ。」って。(笑)
その一人の女性のことを、ミトコンドリア・イブって言うそうです。
そう言えば、映画とか、最近ではゲームの題名にもなったような気がします。
調べてみたら、パラサイトイブでした。(笑) ↑
いくらかっこいい名前を、付けたってダメです。そういう、「たった一人の女性から、人類は始まった」み~たいなぁことは、絶ぇ対にぃ~、ありえないのですね。
簡単です。シミュレーションしたらいいんです。
ではいきますね。
さあ、ミトコンドリア・イブさんが、突然変異して生まれました。
無事成人して大人になりました。
さあイブさんは誰と結ばれて、その後の人類の繁栄の礎になったんですか?????? (^^)
周りの方々はまだ、ホモサピエンス(現代人)ではありませんよね。(笑)
そうでしょう?
「たった一人の女性から生まれた」でしたらね。(爆笑)
遺伝の法則から言えば、例え性的に交われたとしてもですよ、子孫はできないのですよ。
万一子孫ができたとしても、遺伝法則から言えば、生まれた子供は、ホモサピエンスではありませんよね。
そうなんです。
この理論だと、ミミズやカタツムリのように、雌雄同体で自己増殖するしか、可能性はありません。
それ以外だと、聖母マリア様のように処女懐妊する以外は、ミトコンドリア・イブから、現代人が生まれる可能性はゼロなのです。
ある意味で、まだ聖書の創世記の方が、ずっと説得力があるんです。
生き物というのは、最初からまとまった数が存在しているはずなんです。
なぜならば、男女、オスメスという繁殖システムがあるからです。
オスメスがある一定以上いないと、その後に拡がらないんですよね。
だから、創造論の方が正しいと思うのです。
ちょっとシミュレーションしたら、進化論的なことが無理なことは、私の知性でもわかっちゃうんです。
ですので、ミトコンドリア・イブ信奉者とか、進化論を信奉している学者さんとかは、現実的視点を持たない夢想家だと思います。
「ばくちゃんさん、科学者っぽい、一見カシコそうな言論には、騙されてはいけませんぞ。」と、生前T教授からもご指導いただきました。
ということで本日は、私の生物学の師Tさんに感謝し『進化論―150年後の真実』――ダーウィン/ウォーレスの霊言(幸福の科学出版)のまえがきとあとがき、および一部抜粋をお届けいたします。
経典『黄金の法』によると、ダーウィンは思想的誤りによって、無間地獄にいるということで、無間地獄とは、神の子としての思想犯が行く、地獄の隔離病棟的なところらしいです。
(ばく)
進化論―150年後の真実/大川隆法著 (2012年8月) 幸福の科学出版
#4 創造論と進化論PartⅠ「化石の研究はダーウィンの進化論を崩壊させた」(字幕付き)
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=775
まえがき
本書は、『幸福の科学』が、「宗教」であると同時に、「科学」でもあることを証明する一書であろう。
私たちは明らかに、人類の秘密、地球の秘密、世界の秘密、神の秘密に陸続と挑戦し続けている。
「宗教」対「進化論」の対立は、十九世紀から二十世紀にかけて、世界を二極化する大きな対立構造となった。ウォーレスの時代には、現在の新興宗教の扱いだった「科学」が、今では中世の教会のように、「宗教」を圧迫、迫害しつつある。ダーウィンの「唯物論的進化論」は、マルクスを狂喜させ、政治経済面で共産主義・社会主義となって、全地球を侵食した。またニーチェをして「神は死んだ」と叫ばせ、神に代わる超人としての「ヒトラー」をも出現させた。百五十年の歳月を経て、今、日本の教育の根本にあるガン細胞を、ここに摘発する。
『進化論―150年後の真実』――ダーウィン/ウォーレスの霊言(幸福の科学出版)P1~2
(約五秒間の沈黙)
ダーウィン (咳をする)ウウウ、ウ? アアー。アアー、ウー。
綾織 ダーウィンさんでいらっしゃいますか。
ダーウィン アー。ハア。
綾織 話は可能でしょうか。
ダーウィン うーーーん、うーん。うーん。
綾織 日本語は大丈夫でしょうか。
ダーウィン うーーーん。うーーん。うーーん。分からん。(舌打ち)分からん。
綾織 何が分からないのですか。
ダーウィン 分からない。分からない。何もかも分からない。分からない。
綾織 あのー……。
ダーウィン 分からない。
綾織 すでにご自身が亡くなっているということは、お分かりでしょうか。
ダーウィン ああ?うー、うーん。ずいぶん時間がたったような気もするから、まあ、そんなに長生きできる人はいないかなあ。ということは……。
綾織 あなたは一八八二年にお亡くなりになりました。
今は二〇一二年、ここは日本でございます。
ダーウィン うん、まあ、そういう仮説も成り立つ……かなあ。うん。(中略)
綾織 ダーウィンさんは霊界におられたと思うのですが、本日、日本の宗教団体である幸福の科学の大川隆法総裁が、あなたをお呼びになりまして、今、東京でお話を伺っている状態です。
ダーウィン うーん。日本の生物を調べてないなあ……。もうちょっと日本の生物を研究しなくてはいけない。うん。
綾織 今も、いろいろと研究をしている状態なのでしょうか。
ダーウィン うん、そう。そら、そうですよ。人生はもう「永遠の研究」ですよ。研究に研究を継がなければいけない。
綾織 今は、どういう方面に関心を持って研究されているのでしょうか。
ダーウィン うん?
綾織 どういう方面の研究を中心的にされているのでしょうか。
ダーウィン うーん、なんだかねえ。ここはどこなんだろうねえ。うーん、ボルネオ付近の洞窟のなかにでも落ちたのかなあ。虫を調べているうちに落ちちゃったような感じかなあ。なんかねえ、閉じ込められちゃったんだよなあ。
綾織 あなたの周りは暗い状態なのですか。光がなかなか射してこないのでしょうか。
ダーウィン うーん、なんだか、洞窟みたいなんだよなあ。
綾織 ということは、独りでいらっしゃる状態なのですね。
『進化論―150年後の真実』――ダーウィン/ウォーレスの霊言(幸福の科学出版)P38~43
あとがき
進化論の誕生には、ダーウィンとウォーレスという二人の生みの親がいたことを、多くの日本人は知らないだろう。歴史に「IF」が許されるなら、「心霊主義」と「進化論」の両立を信じて疑わなかったウォーレスの名において、現在まで「進化論」が語られていたなら、かつての「ソ連邦」も現在の「中華人民共和国」もなかったはずである。
ダーウィンとウォーレスのどちらが正しかったかは、両者の霊言を読めば判るだろう。もちろんウォーレスである。
私は今、エル・カンターレの名において、歴史の流れを逆流させようとしている。キリスト教会で言われ続けてきた「偽預言者」は、「キリストの再臨」を名のる者ではなく、「科学者」を名のる者の中から出て来たということだ。間違った学問認識は正さねばならない。これもまた、正しい「科学」の立場である。
『進化論―150年後の真実』――ダーウィン/ウォーレスの霊言(幸福の科学出版)P200~201