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1月27日に、フィリピン南部スールー州ホロ島のキリスト教会で爆発があり、20人が死亡、約100人がけがをする事件が発生、過激派組織「イスラム国」(IS)の「東アジア州」から、同日付で犯行声明が出されました。
爆発現場のホロ島を含むフィリピン南部スールー諸島は、ISに忠誠を誓う過激派組織アブサヤフの拠点で、2017年5月には、ISフィリピン支部リーダーとされる同組織幹部が武装組織マウテグループと組み、ミンダナオ島マラウィで、フィリピン国軍との戦闘を5カ月以上続けるなど、宗教の違いによる憎しみが渦巻く地域でした。
しかし、「神の心子知らず」。
とても残念です。
これまでフィリピン政府は、平和と安定をめざす「イスラム自治政府」の発足に向け動き出していて、ドゥテルテ大統領下のフィリピン政府は和平実現の施策と前途多難です。
私もそうですが、日本人は、宗教が違うという理由で、人が殺し合いをすることが理解できないところがありますが、私は、それで良いと思うのです。
なぜならば、日本は世界で初めて、そして唯一、宗教紛争を克服した歴史の国だからなんですね。
1500年前の聖徳太子の時代、仏教勢力の蘇我氏と日本神道勢力の物部氏との戦いの後、世界初の完全な信教の自由を体現した日本の国民であることを、私は誇りに思っております。
ですからむしろ、「もっと日本的宗教観が、世界に広がり定着すれば良いのに。」と考えている者であります。
ただそこに至るまでには、大小様々なドラマがあるでしょうが、日本には歴史的実績があり、世界の宗教を統合する理論を持つ、大川隆法総裁率いる幸福の科学の教えがあれば、神の子人間は、必ずや、平和と繁栄の未来選択を成すと信じて疑いません。
ただ今回の事件では、解せないところがあります。
なぜフィリピンで、宗教テロが起きたのでしょうか?
今回のキリスト教国フィリピン政府による、イスラム自治政府の発足への取り組み自体は、成功すれば、宗教問題で苦しむ世界に向けての、大きな良き影響力を持ったはずで、今後のキリスト教社会とイスラム教社会との融和に向けて、良きモデルとなった可能性があっただけに、テロに腰を折られたのは残念でなりません。
しかしそれは、フィリピン国内にとどまらず、全世界のイスラム教徒も同じ思いではなかったでしょうか?
また長年イスラム社会の復権をめざし戦い続けていたISにしても、フィリピン政府によるイスラム自治政府発足は、彼らにとっても、活動の一定の成果ではなかったかと思うのですね。
テロの要因は、「イスラム系自治政府の権限が少なかった」というものとお聞きしていますが、ISには、まずは自治の権限を有して後、ことを構えるだけの知性を、持ち合わせてはいなかったのでしょうか?
そもそも、中東シリア地域における米軍の撤退に基づき、ISの勢力はがた落ちとなっています。
これは要するにトランプ米大統領が、「シリアはプーチン大統領に任せた。」という形になっていて、米露のギスギスした対立関係の隙間産業的に発足し、勢力を伸ばしてきたISにとって、現在は存亡の危機になっているからで、勢力を復活させるなら、もっとやらなければならないことがあったのではないでしょうか?
この手の事件では、真相が解明されることはほぼないでしょうが、私には今回のISのテロには、黒幕がいるように思えて仕方がありません。
たとえば、今回の場所が、このままならイスラム自治政府発足となっていたフィリピンですので、「国内のイスラム教社会に、自治権を与える国が出ること」に危機感を抱いている勢力が黒幕かも知れません。
「そんな国があるのか?」と思われるかも知れませんが、あるんです。
それは、中華人民共和国です。
私は、資金で困っているISなどのイスラムテロ組織に、中国マネーが関わっているんじゃないかと疑っております。
実際に、現在中国国内では、ウィグル自治区(東トルキスタン】において、100万人規模の収容所があり、イスラム教改宗教育の名の下に、大規模な人権弾圧が繰り広げられています。
それは「人権弾圧」の域を超えていて、たとえば、心臓移植手術なら移植先進国アメリカでも、ドナーの待機には数年を要しますけれども、中国国内ならば、申し出の後数種間で型の合う移植臓器が手に入るのだとか。
これはもう、ウィグル収容所の囚人(と言っても、日本的には犯罪ではありません)を、”合法的に”処刑し、その臓器を摘出していなければありえない数値で、もしもこの仮定が正しければ、ナチスドイツによるユダヤ人虐殺と同等、否、それ以上の非人道的なことが、リアルタイムで、しかもすぐ隣の国で行われていることになります。
いつもは「人権」にうるさい日本共産党が、なぜこの問題に対して、口をつぐんでいるのかは、まぁ、同じ思想を持つ外敵を、手引きできる環境作りのための組織であるからだと・・・、まぁ、ここは布教ブログですので、この話はみなまで言うのはやめときますが。
しかしなぜ中国共産党政府が、このような非人道的なことができるのかというと、共産主義だからです。
共産主義というのは、要するに、無神論・唯物論なんですね。
ですので、「自らの死」を何より恐れますし、「自らが生き残るためには、誰かが犠牲になっても良い」という、言わば”獣の思想”で生きていますし、「世界でテロを繰り広げている、イスラム教徒の思想教育名目ならば、国際世論を黙らせられる」とも思っていると思います。
そして中国国民には、「統一国家でなければ、内戦に明け暮れるようになる」という恐れもあるので、これまで歴史的に革命の発端となってきた宗教を恐れてもいます。
しかし中国国内では、ウィグルだけではなくて、チベットでもチベット仏教(ラマ教)を、ラマ教の僧侶が焼身自殺する画像や動画を、世界に配信し続けないといけないくらい迫害しています。
それだけではなく、漢民族以外中国国内においても、中国人民は、無神論政府である中国共産党政府の許しの範囲でしか、信仰を持った人生が送れないという有様です。
ですので、世界中でイスラムテロが頻発すれば、「な、宗教のある国よりも、無神論の方がいいよね。」という風潮を作り出せますし、得をするのは中国政府なんですよね。
イスラムテロがあるからと言っても、10数億人のイスラム教徒の大半は、敬虔な信仰者ですし、事実、豊かな地域での紛争は皆無です。
それは元来、イスラム教は寛容な教えだから。
歴史的に、第二次世界大戦後、当時イギリス統治下のパレスチナ地方(現在のイスラエル)に、ユダヤ人のために強引にイスラエルを建国させたことや、その後、中東地域で石油が産出されるようになったことなどが、ユダヤ・キリスト・イスラムの三大一神教の紛争の要因となっています。
ですので今は、そして今後はもっと、積極的に宗教融和理論が必要だし、抜本的なエネルギー対策も、世界規模で考えていかなければならないはずなんです。
そのためには、歴史的な説得力のある日本の心、そして宗教を融和できる宗教の推進、そして経済大国日本のエネルギー政策が、これまで以上に重要です。
そのために、幸福の科学の活動を支援していただきたいですし、外交、経済、エネルギー政策では、幸福実現党をご支援いただきたいと願うのです。
本日はLiberty webより、2011年フィリピン講演における、大川隆法幸福の科学グループ総裁の、質疑応答記事をご紹介いたします。
(ばく)
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2011. First Lecture in Singapore "Happiness and Prosperity"
世界を脅かす毛沢東の「呪縛」~中国で進行する第二の文化大革命【ザ・ファクト】
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2114
カトリックの思想を超えて―フィリピンの発展のために
2011.09.27 https://the-liberty.com/article.php?item_id=2950
2011年11月号記事
創刊200号を機にシリーズタイトルを「人生の羅針盤」から「未来への羅針盤」に改めました。個人の人生だけでなく、人類、地球、そして宇宙を未来へ導く羅針盤として、ワールド・ティーチャー(世界教師)大川隆法総裁の質疑応答シリーズをお届けしてまいります。
カトリックの思想を超えて――フィリピンの発展のために
ワールド・ティーチャーが示す アジアの未来(2)
2011年5月18日、幸福の科学総合本部における質疑応答より
*本稿は英語で行われた質疑応答の日本語訳です。
カトリック、特にフィリピンのカトリックについて質問があります。現在、多くのアジアの国々が経済成長をとげていますが、フィリピンだけは、まだそれほどではありません。その大きな理由の一つとしてカトリックが挙げられており、伝統的なカトリックの考え方は現代社会にそぐわないと言われています。
他のカトリック国、たとえば中南米や南ヨーロッパも同じような状況にあります。そこで、古い伝統的なカトリックの教えを超えて経済的成功と信仰を両立させるためには、どうしたらいいか、ご教示ください。
アダムとイブの原罪より自分の思いと行いに責任を
ローマ・カトリックの問題点として、「人間・罪の子」の思想を強調する傾向があると思います。
原罪(the original sin)の問題は古代にさかのぼりますが、歴史的には、4千年以上前に、イブがサタンであるところの蛇にそそのかされて、智慧の実を食べたことにあります。これが原罪です。

あなたは、この話を信じられますか? 驚くべき話であり、非常に興味深い話ではありますが、世の中の悪について説明できていません。これでは、世界の悪を説明するには十分ではないのです。
なぜアダムとイブが罪をつくったのか、それが事実かどうかも分かりませんが、彼らの罪はあなたには関係ありません。何が言いたいかというと、あなたは、アダムとイブの罪に関して責任はないのです。
あなたが責任を持たなければならないのは、自分自身の考えや行いについてです。もちろん、人には古い時代に生きた過去世があり、カルマと呼ばれる過去の罪もあるかもしれません。しかし、そのカルマでさえ、あなたの心の底から立ち現れて、あなたの思いや言葉、行いに影響を与えるものなのです。このカルマがあなたに働きかけるので、あなたはそのカルマに対して自ら責任を取るべきなのです。このように、あなたがた人間は、まず自分自身の人生に対して責任を取るべきです(should take responsibility for your own life)。
ですから、フィリピンの経済や政治が漂流している理由は、第一に、カトリックの「人間・罪の子」の思想にあると私は思います。
カトリックの教えでは心が自由になれない
二つ目に、伝統的なローマ・カトリックの体制があります。仏教の戒律にも似ていますが、カトリックには禁止事項がたくさんあります。そのため、考え方がどんどん狭くなってしまい、心を自由に解き放つことができないのです。
1944 年10 月、フィリピンのレイテ島に再上陸するダグラス・マッカーサー元帥(中央)。
第二次大戦の刷り込みから脱し日本と友好関係を
第三点として、第二次世界大戦が挙げられます。フィリピンの人々は初め、マッカーサーの米軍が日本帝国軍によって追い出された、みじめな光景を目の当たりにしました。しかしその後、マッカーサー元帥がフィリピンに戻って日本軍を追い出したため、フィリピンは独立の機会を逃してしまいました。
私は、日本人は決して悪人でも悪の軍隊でもなかったと思います。日本人の七割くらいは、アジア諸国の独立を支援したいと考えていました。日本軍の聖なる犠牲のおかげで、インドやマレーシア、シンガポール、その他の国々が独立を果たせたのですが、フィリピンだけがその時期を逃してしまいました。彼らはアメリカが非常に強いのを目にして、「黄色人種は白人より弱いのだ」という意識を刷り込まれてしまいました。これが、文化的な面で悪影響を及ぼしています。
ですから私は、フィリピンの人々が日本人と友好関係を結ぶことを望んでいます。日本人はフィリピンの人々に対して無関心になりがちなので、もう一度、友好関係を結び直し、経済的にも政治的にも発展するよう協力し合うべきです。
2011年5月18日、幸福の科学総合本部にて英語で質疑応答を行う大川隆法総裁。
諸国が力を合わせて中国の拡張主義に対抗すべき
私は、インド、ネパール、フィリピン、オーストラリアの人々が、政治的にも経済的にも日本と友好関係を結ぶべきであると思っていますし、それを望んでいます。そして、中国の拡張主義(expansionism)に対し、力を合わせて抗議しなければなりません。
フィリピンは、危機に瀕していると思います。歴史的に見て、フィリピンは中国からの侵略という危機に直面しています。中国は大国であり、フィリピンはもちろん、中国よりも小さな国です。そしてフィリピンは、アメリカとの友好関係を維持することに失敗しました。まるで、日本における沖縄の普天間問題のようですが、彼らはフィリピンからアメリカ軍を追い出したのです。その後、中国がどんどん侵出してきています。ですから、彼らは現在、もう一度日本やアメリカと手を結ばなければならないと考えています。
私も同じ考えです。私たち日 本とアメリカ、フィリピン、インド、その他のアジア諸国、それからオーストラリアとニュージーランドといった国々は、気をつけなければなりません。中国の悪しき拡張主義の考え方から、自国を守らなければなりません(defend themselves from the evil expansionist thought of China)。
私はワールド・ティーチャーとして、中国に反省を促したいのです。中国を叱りたいのです。しかし、中国は今、非常にプライドが高くなっており、素直に耳を傾けようとしません。彼らは、日本人が中国の経済成長をねたんでいるとしか思っておらず、正義に基づく意見であることを認めようとしません。単なるenvy(ねたみ、嫉妬)だと思っているのです。
したがって日本は、政治的にも経済的にも再出発し、アメリカと協力しながら、いま一度、より大きな力を持たなければならないのです。私はそう思います。アジアやアフリカの人々は私たちの援助を待っていると思いますし、私もそれを望んでいます。
幸福実現党 釈量子(しゃく りょうこ)党首 https://hr-party.jp/
2月22日 全国上映映画 『僕の彼女は魔法使い』 主演 千眼美子
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映画『僕の彼女は魔法使い』主題歌 "Hold On" MV
あたご劇場ホームページ http://neconote.jp/atago/
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