高萩茶房 穂積家住宅という古民家を利用して、期間限定でカフェをオープン。
スイーツのプロデュースは鎧塚俊彦さん。
実際に鎧塚さんがその場で作っているわけではないので、ミッドタウンのトシヨロイヅカには比べもの
にはならないけれど、あちらには無い古民家の雰囲気を楽しみながらスイーツを堪能できます。
結構予約も埋まっていたけど、なんとか取れました。
古民家には赤の暖簾が似合うよね。
去年お友達と行った里見の古民家も素敵だったけど、建物はこちらのほうが立派かも。
茅葺屋根にも見惚れてしまいました。
しかも室内から見上げると、茅葺の天井が明かりとりの造りになってる!!
こんなの初めて見たかも。
入口で予約の名前を順番に呼ばれます。
予約なしでも入れる当日のお席もあるって書いてあったけど、ワタシが行った時点では
すでに予約ナシの方は1時間半待ちでした。 すごい人気。
テーブルや椅子は古民家に反して、ハンセンのものばかり。
奥の席が2人用で入口近くは4人用のようです。(写真は2人用の奥の席です)
落ち着くのは2人用かな。4人席は土間の近くで出入りが多いです。
電球の模様、全部違ってとってもモダンだったんだけど、他のお席の人のお邪魔になるので
いちばん普通の電球しか撮れなかった・・・。
部分的には現代風に直してあるところも多々あるんだけど、
細部までこだわって作ってありますよねー。200年前の住宅とは思えない。
内装はいいからサッサとメニューを見せて!!とお思いの方お待たせしました。
ワタシは絶対ほおづきのフィザリスって決めていたんだけど、モコパパがこの場に及んで
笠間の栗のモンブランがいいと言いだし・・・。
笠間なんて毎週のように行ってるし、両親の借りてる家の隣は栗屋さんの栗畑。
いつも美味しい栗をいただいて、この間は立派な栗で渋皮煮を作ったばかり。
笠間の美味しい店でモンブラン買ってくるから違うものにしろ!!と揉めること数分。
高萩からすぐ近くの十王のいちじくのコンポートを注文。
ウシシ。ワタシは二番目にコンポートが食べたかったのだ。
コーヒーはサザのコーヒー。SAZAなら間違いなく美味しい。
高萩市花貫産食用ほおづきを使ったフィザリス。
ほおづき。多分初めて食べたけど、甘酸っぱくて美味しかったです。
それに、フロマージュのムース、パリパリのカダイフ。
ソースもほおづきみたいでした。 上にのってるほおづきにはホワイトショコラがコーティンク゛
されていてとっても美味しかったです。
ほおづきのフィザリスは少し違う形のものがトシヨロイヅカのお店でも出されていたようなので
鎧塚さんの得意なオススメスイーツなのかもしれません。
お皿やコーヒーカップは全て笠間焼でしたよ。どれも素敵で使いやすいものでした。
日立市十王産のいちじくを使ったコンポートフィグ
予想よりちっさ・・・。(やっぱモンブランにしとけばよかったか・・・)
ほおづきのほうは、チョココーティングのほおづきが乗ってるおかげで多少ゴージャスに
見えるけど、こちらは盛り付けもイマイチ。
まぁ、コンポートは赤ワインの上品な味がしみていて美味しかったけど・・・。
これはヨロイヅカ・・・?感あり。
実際は鎧塚さん監修のもと地元の製菓事業者が提供していますって書いてあったけど、
盛り付けやバランスももうちょっとヨロイヅカ風にしていただけたらと思いますぅ。
これから行く方、フィザリスとコンポート。同じ値段だし絶対フィザリスをオススメします。
あ。でも来月は林檎やさつまいもを使ったメニューに替わるらしいです。
12月までの期間限定オープンの間に何度かメニューが変わるみたい。
また行ってみたいかどうか・・・。モコパパはコンポートのせいか、もういいやって言ってました。
(ゴメンネ~。 笠間でモンブラン買ってくるよ~。)
でもでも、古民家はかなり見ごたえありますよ。
お庭も立派。
お手入れも行き届いています。
食べ物につられないとなかなか古民家なんて見に来ないので、よい機会だったと思います。