脳外記録媒体

Time is linear

つづき

2014-03-10 17:15:55 | 音楽

このやるせなさ、の原因はなんだろう。



現在40代の自分の世代なら、あのBで始まるバンドは10代のころ全盛期で、

かなり好きだった人も多いだろう。実際私もよく聴いていたし。

でも、ストーンズやクラプトンからブルースに

たどり着いたり、日本のミュージシャンがインタビューで「影響をうけた」と

語っていた洋楽をたどって行ったり、

そうやっていろいろ枝分かれして音楽を聴いてきたはずだ。




そんな過程で、あのノッポの日本人ミュージシャンは自分の中では「嫌い」

な方にカテゴライズされていき、逆にストーンズは、以前も書いたが

LOVE YOU LIVEのホンキートンクウィメンを聴いて以来、ずっと

アイドル変わらずアイドルだった。最高のブルースロックだと思っていた。


その二つがクロスするなんて、思いもよらなかった、という感覚は

・・・・いや、はっきり言えば吐き気がするほどの嫌悪と違和感は、

自分も古臭い頭のジジイになったということなのだろうか。




これはカッコいいな、とか、嘘くさいな、とか自分で判断して選別する

根拠となる感性を否定された気分にまでなっている。


でも、なんか昔から、ストーンズって日本とかアジア地域に対して

ズレたことを平気でやる傾向があると思う。

パソコン通信時代に、ストーンズの何かのアルバムの日本版ボーナス

トラックが「悲しみのアンジー」のライブ版で、ファンがみんな

「アンジー入れとけば日本人ヨロコブって、なめてるよな! がっかりだ」

といってスレが盛り上がったのを思い出した。



今回もまさか、「あいつなら、日本人ミンナ大喜びダロ!」ということなんだろうか?



ま、やっちまったんだから、彼の勝ちなんだろう。ミュージシャンとして。

おいらは、彼の音楽にはこの先も、一銭も払う気はないけど。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする