脳外記録媒体

Time is linear

以前はバカにしてた

2015-07-18 14:28:01 | 日記
アンダー・グランド・ファイヤー(紙ジャケット仕様)
ベンチャーズ
ユニバーサル ミュージック




だいたいエレキブームだなんだというのは生まれる前の話で、

ポップスや、せいぜいベストヒットUSA的な音楽にあこがれていた思春期のころから、

ベンチャーズみたいなテケテケエレキサウンドは古臭い音の代表だった'70生まれのわたくし。


20~30代の間もブルースロックが最高だと思っていたので、やはりなんとなく下に見ていた感じがする。

「夏は海にいかないと!」みたいなあの感じとか(笑) 「昔の音楽掘り起こして料理するの上手でしょ」

的な“おしゃれ”な(嫌いな)ミュージシャンがファンだと公言していたりww・・「ギター弾くならヴェンチャーズ

は通らないと」って(嫌いな)有名ギタリストが言ってたりww


そんなこんなで避けてきたのだが、敬愛する故村下孝蔵の影響が大きくなってからは、あまりバカにしないで

聴いてみようかと思っていたのです。で、知り合いにファンがいて簡単にCD借りれたのですが。

やっぱり歳をとったせいか、なんだかすごく好いんだな。スコア買って練習しちまった(笑)くらい。


でもやっぱりテケテケエレキなんだよ。借りたCDは比較的新しい演奏のベスト盤で、有名曲しか入って

なかったせいかも。加山雄三の顔が思い浮かぶような感じ(笑) ブルースじゃないよね。

ちなみに一番気に入っていたのは「朝日の当たる家」!! やっぱり(笑)  


その後、なんかのきっかけで、アマゾンさんの“あなたへのおすすめ”にベンチャーズが出てくるようになって、

昔のアルバムが紙ジャケで再発されまくってて、そのジャケットの雰囲気がとても良いものが多くて

1~2枚買ってみたくなってしまい、曲目を見てたら上のアルバムはおなじみのロックの曲が入ってるので

思わず購入してしまったのです。


いやー、イイわぁこれ。いままで私が聴いていたのは、彼らのホンの一面にすぎませんでした。

心のどこかでまだバカにしていたのを謝ります。ほんとに奥深いバンドであることが

よくわかりました。このアルバムは当時はそれほど売れなかったらしいけど、今の自分が

聴くには時空をこえてど真ん中にカッコイイ音です。これをきっかけに紙ジャケシリーズをもう2~3枚

ポチってしまいそう・・・。


しばらくはこれとアルバート師匠で行けそうです。








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