脳外記録媒体

Time is linear

うるせいやつら おーい!!

2016-01-30 14:07:08 | 日記
最近、というよりここ10年くらい

日常で出くわすことが多くなった人種に、

「年老いた親の年金とその親の築き上げた過去の遺産にオンブして、
なにもせず田舎で日々過ごしている中年男」

がいる。


まあ、家の中のこと少しくらいはやっているのだろうが、基本的に

親の病院の送り迎えくらいで、収入のある仕事をしていない。

もちろん、結婚などしたことが無い。一度は社会にでたが、

挫折だかなんだかして実家に帰って来ました、というパターン。


そんな人間ほど、社会正義を振りかざしたり、自身の権利はとことん主張したり、

いわゆるクレーマーになりやすい。都合よく自分を「虐げられている」立場に

持っていき、その割にプライドはなかなかに高い。日々自身の自己正当化ばかり

考えているのかしれないが、「正しいこと」を言わせたらなかなかなものである。

でも、労働で収入を得よう、という考えには蓋をしているらしい。


「親の面倒をみている親孝行もの」、であることは、この国の「お家第一」

主義の田舎社会では表だって批判はされにくい。自前の土地家屋があれば田舎では

最強である。裏でいくら「どうしようもないろくでなし」と揶揄されていようがとりあえず

関係ない。田舎は秩序が第一なのだ。面倒なことになっては困る。それに車の運転ができる

男は、一部親戚筋の買い物難民の年寄り達に便利がられたりもしている。


友人が、そんな人種に直接関わらなければならない仕事をしているが、ともかく大変なんだそうだ。

「あの親が死んだらどうなるんだろう、あの人」というのがともかく増えているらしい。

職種的には全然異なる自分でさえ、よく出くわすのだからそうなのだろう。


先は暗いね~、わが日本国。








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