誰かとだれかが戦争するって決めて、
最初はテロだかミサイル攻撃で、
罪は無いが無知で善良な人びとがいくらか犠牲になって、
権力者たちが威勢よく民衆を煽って、
その裏で、自分達の犯してきた大悪をチャラにできるとほくそ笑んで。
兵士はマニュアルどおりにマシーンを動かして、
信仰のマインドコントロールで罪悪感ゼロで。
でも、気が付けばテロ攻撃の最前線で銃弾に倒れて。
TVは半分も真実を流せなくて、
それでも多くが画面に見入って、
こんなはずじゃなかった、と呻いたり、
こうなって当然、と諦観したり。
水と食料と電気が滞って初めて事態の絶望的状況を実感して、
他人への優しさを忘れ、
奪い合い、殺し合い。
豊かさなど、ほんの一瞬の幻であると気づいたころには、
優れた頭脳か権力か金か、並外れた運をもっている一部のものが踏みしめる
ジメジメした地面の上で、
暫くの間のたうちまわるしかない。
最初はテロだかミサイル攻撃で、
罪は無いが無知で善良な人びとがいくらか犠牲になって、
権力者たちが威勢よく民衆を煽って、
その裏で、自分達の犯してきた大悪をチャラにできるとほくそ笑んで。
兵士はマニュアルどおりにマシーンを動かして、
信仰のマインドコントロールで罪悪感ゼロで。
でも、気が付けばテロ攻撃の最前線で銃弾に倒れて。
TVは半分も真実を流せなくて、
それでも多くが画面に見入って、
こんなはずじゃなかった、と呻いたり、
こうなって当然、と諦観したり。
水と食料と電気が滞って初めて事態の絶望的状況を実感して、
他人への優しさを忘れ、
奪い合い、殺し合い。
豊かさなど、ほんの一瞬の幻であると気づいたころには、
優れた頭脳か権力か金か、並外れた運をもっている一部のものが踏みしめる
ジメジメした地面の上で、
暫くの間のたうちまわるしかない。