逆もまた然り

日々の思い、疑問、質問、愚痴、好きな事、人について色々書いていきます。

子育て

2015-08-18 16:06:12 | 日記
自分の子供を何がなんでも正当化し、常に甘やかして育てる親は大嫌いです。無責任過ぎます。当然子供は自分勝手でろくでもない性格に育ちます。そんな子供を社会に放つ罪は重いです。


勿論虐待は論外ですが。。。


もう10年以上前の事になりますが、金融機関に用事があって出掛けた時のことです。


結構混んでて待ち時間も一時間近くあったかもしれません。
で、椅子に座って待ってたら、隣にその当時でも大分珍しい、胸のところでバッテンになるおんぶ紐で赤ちゃんをおんぶした、結構若めのお母さんがいたのです。痩せてて髪はひとつ縛りで化粧っ気も無く、見るからに、

「あたし育児疲れしてますけど何か!?」

とゆー感じの見た目でした(((・・;)


『育児って大変ですよね。しかも赤ちゃん連れて色々出掛けるのなんて、いつ泣き出すか分からないし、周りには気を使うし、理解のないオヤジとかに舌打ちでもされたら、殴ってやりたい気持ちになりますよね』


などと、私は隣のお母さんをチラ見しながら心の中で勝手に同情しておりました。

(´;ω;`)マケナイデ!


んで、そのお母さんの番号が呼ばれたので窓口へ行って、カウンターで何やら手続きをしてました。背中の赤ちゃんは寝てます。私は勝手にそれを見て安心してました。しかしその時、
フロアーの一番後ろから、


「おかあさーん!」

と叫ぶ声がしたのです。あまりにでっかい声だったので思わず振り返ると、3才位の男の子が叫んでいました。


「おかあさーん! おかあさーん!」


何回も大声で叫ぶ男の子。そんなに広くないフロア中に響いているので、当然ここにいる人全員に聞こえているはずなのに、お母さんの返事は無し。


「おかあさーん! おかあさーん!」


なんだか心が痛み、この子のお母さんいないの? 早く返事してあげてと心配になってきた時、


「うるっせーんだよ!! 黙ってろ!」


と、子供の大声をはるかに上回る怒鳴り声がフロアー中に響き渡りました。一瞬凍りつく全お客。


声の主は育児疲れのお母さんでした。子供はひとりじゃなかったのです。
その怒鳴り声に一同ビビり、叫んでいた男の子も黙りました。

しかしお母さんは止まりません。


「何度も何度も、うるせーっっつってんだろ!ったくクソガキが!」

「黙って座ってろよ!!うるせーんだよ!」

ずっと大声で怒鳴りながら、窓口で何らかの手続きをしているお母さん。


『イヤもうとっくに大人しくしてますよ。だからあなたも黙って下さい』
(。>д<)タノミマス!


と私含む一同は心の中をざわつかせていたでしょう。しかしずーっと怒鳴り声を上げながら、そのお母さんは子供と店を出て行きました。やっと静かになった安堵と共に、あの男の子への心配は続きました。


周りの人は引くけど、でも逆にあれでストレス発散して、子供に手が出なければいーのかな・・・
でもあんだけ大声で怒鳴り付けられたら精神的な事も心配だなぁ。
でも子供は泣いてなかったな。いつもの事なのか・・・


他人の私が心配したところで何も変わらないですが、でも店を出る時、お母さんは男の子と手を繋いでいたので、大丈夫かと思ったのです。


子育ては本当に大変だと思います。何年も休みなく続くのです。言葉の話せない、意思を伝える手段が泣くことしかない赤ちゃんのうちの苦労は相当なものです。
だから、基本子供の事を大切に思っていれば、いちいち他の家と比べて悩んだりする必要は無いと思うのです。自信を持って自分なりの子育てをして欲しいと思うのです。



あの男の子、今頃高校生位かな?


きっと周りの心配をよそに、無事に立派に育ってるんじゃないかと思います。

(*´ω`*)オカアサンテイイヒビキ