Mamieのフランス留学日記 障子貼り

今日は朝から障子貼りと窓拭き、ついでに家中の鏡、ガラス拭きをしました。

昔小さい頃、私は３人兄弟の末っ子でしたが、大掃除の時期になると、兄は何処かに消えて、姉は必ずお腹が痛くなり、結局毎年私一人がお手伝いをしてました。

父が教員だったので、休みになる26日から大掃除を開始します。

毎年居間と廊下の間の障子貼りをします。
昔は、今のように大きな一枚貼りなど無くて、障子紙を各段毎に貼って行きました。さんもとても細かくて糊付けも大変でした。
父はとても器用な人で各段毎に障子をピシッと切り、細かくさんに、刷毛でのりを塗り障子を貼って行きます。
私は障子の端を抑えたり、糊を足したりと正にアシスタントでした。
いつも父の鮮やかな手つきに見とれ、新しい障子がピシッと皺一つなく貼れるのを見るのが好きでした。

その思い出があって、毎年、どうしても障子だけは張替えないと気がすみません。
今は、障子一枚を一度に貼れる大きい障子紙があり、更に、最近はノリではなくてアイロンで貼れます。
昔の方法に比べると信じられない位楽になりました。
でも、出来上がりの美しさは、父のそれとは比べ物になりません。
手がかかった分、父の貼った障子は、本当に完璧な美しさでした！

父を思い出しながら、簡単な障子貼りをしました。

古い紙を剥がしてさんを吹いて乾かします。

新しい障子紙をのせてアイロンかけて貼り、周りをカッターで切れば出来上がり‼️

それでも、やっぱり新しい障子は気持ちいいです！

窓も鏡もピッカピカになって、気持ち良く新年を迎えられそうです‼️