世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

病院のはしご

2024年10月11日 | 日記
10/11(金)有給取得。
朝6時起き。

8時半に東大病院に到着。


緑内障治療の最高峰。
期待半分、諦念半分。







外来棟にある「初診」で受付。既往歴などを記入。
3階の眼科で待機。
途中から両親が来てくれたが、コンタクトを外したままだったので見えず(眼鏡を忘れた)。
様々な検査をしたあと、両親に付き添われて診察室へ。(目にゼリーを入れておこなわれる検査とか初体験で新鮮だった)

すでに緑内障末期とのことで東大病院での治療法はないっぽい。
引き続き地元の眼科での点眼薬治療(眼圧を下げる)しかないとのこと。
そして障害者として行政や周囲からの助けを借りて生きるのが得策だときっぱりと言われた。

ちなみに遺伝も関係するようで、医師が背後にいる両親に「血縁者に緑内障の方はいませんか?」と尋ねた。
しかし、誰もいない。
(私は橋の下で拾われた子!?)


記念受験ならぬ記念受診となってしまった。


日本一の緑内障のお医者さんたちがそういうのだから仕方がない。諦めがついた。

お会計を済ませた。様々な検査をしたので「何万円かかるんだろう」とびくびくしていたのだが、5000円弱で済んだ。
両親と「なんか美味しいものが食べたいね」などと話しながら無縁坂を下る。


不忍池を歩く。日差しがまだ強い。




「そうだ、韻松亭で花籠御膳なんてどう?」と母。
いいね、そうしよう。
せっかく来てくれたので私がご馳走することに。

なぜか個室に案内された。







去年の順天堂での入院手術のとき同様、親には体のことで心配ばかりをかけてしまい、本当に申し訳なく思う。



その前に一瞬離脱して上野公園の喫煙所でヤニ補給をしながら、上司に報連相。

世界一やさしい上司です。



電車に乗り、両親は妹宅へ。
私は一旦帰宅して、行きつけの眼科へ。
今日のあらましを伝えた。
そして今後のことを話した。

眼科の後、障害相談センターなるものに寄って色々と相談をした。
平日しか開いていない施設らしい。
分厚いパンフレットをもらってきた。


落ち込んでいる暇はない。
前向きになるのはまだ無理だけど、せっかくの有給。
平日にしかできないことをしなくては。


17時半に帰宅してハーゲンダッツの復刻版を食べた。セブンイレブンのアプリで50円引きで買ったもの。
すんごく美味しくて、びっくりした。


母が握ってくれたおむすびとゆで卵。コンビニの豚汁で夕ご飯。

爪が長いのでゆで卵を上手に剥けない。美味しいからまぁいいか。

20時、心療内科へ。
東大病院で緑内障の治療がないと言われたことをクマ医師に報告。めっちゃがっかりしていた。

終了後、誰もいない待合室で「いつも専門外のことばかり相談してごめんなさい」と言ったら、クマ医師が「僕も緑内障なので。学生のころから目が悪かったんですよ。だからあなたのことが心配で」と告白してきた。

やべー、クマ医師、緑内障仲間じゃん。ちょっとホッとした。

しかも診察室では「私」なのに待合室では「僕」なのな、一人称。

処方変更なし
ビオスリー、マイスリー、サイレース、ハルシオン、パリエット。
清暑益気湯、黄連解毒湯。
※ハルシオン微増のまま
※久々のソラナックス←いらないんだけど、いらないって言うのを忘れた。



緑内障といったら「シシリエンヌ」ですわよね?

緑内障でいきなり失明した「貴女」はブルーフィルムで働き、「僕」は「貴女」を支える。
究極の純愛作品。描写がグロくて好き!
…いかなるときも、嗚呼、嶽本野ばら先生に無理やり結びつける。読者(信者)の鑑ですわよね。


帰宅したのが0時。
今日は早起きして病院3つもはしごして疲れてしまったせいか、睡眠薬を口に含んだ瞬間、意識が落ちた。

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