大阪龍馬会

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高杉晋作没後140年 記念企画展始まる 下関市立美術館

2007-08-22 12:12:54 | 展示会・イベント
 幕末の志士、高杉晋作(1839~67年)の没後140年を記念して、下関市立長府博物館の企画展「高杉晋作と明治の元勲」が21日、同市長府黒門東町の市立美術館で始まった。伊藤博文が漢詩を書いた金色の屏風(びょうぶ)(初公開)をはじめ、高杉の資料など計30点を紹介している。
 屏風は、縦1・7メートル、横3・7メートルの2枚。七言律詩と七言絶句の各2作が書かれている。「常に先賢の教えに従っている」ことなどが記され、日露戦争中の1904年7月、下関の豪商宅に招かれた酒席で請われ、書いたとされる。この豪商から別の市民の手に渡り、2000年5月、博物館が寄贈を受けた。博物館の展示スペースが狭いため、これまで公開していなかった。
 また、山県有朋が日清戦争開戦の1894年に盛衰の心境を記した詩、96年にロシアで協定締結に向けた意気込みを書いた詩の2点も初めて公開している。
 高杉の資料は、奇兵隊の戦況報告書のほか、毛利家の恩に報いるため牛馬のように忠勤に励むことを豪商の白石正一郎に伝えた書状、カニの模様入り携帯用すずり、編みがさも並べている。
 長府博物館は「晋作の熱き思いは明治の元勲に受け継がれた」としている。
 観覧料は一般200円、大学生100円。18歳以下、70歳(下関、北九州市民は65歳)以上は無料。月曜日休館。9月2日まで。問い合わせは同博物館(0832・45・0555)へ。

読売新聞 8/22

五稜郭の貴重な資料一堂に 閉館前に函館博物館の分館

2007-08-22 12:05:47 | 幕末ニュース
市立函館博物館五稜郭分館で開催中の特別展「さらば五稜郭の星」=7月27日、北海道函館市

 北海道函館市の五稜郭公園内にある市立函館博物館五稜郭分館が11月末で閉館することになり、最後の特別展「さらば五稜郭の星」が開催されている。幕末維新の箱館戦争や五稜郭に関する貴重な資料を全国各地から一堂に集めた展示で、閉館を惜しむ歴史愛好家や観光客らが訪れている。

 特別展第1部は「血戦!戊辰戦争」。土方歳三ら新選組の奮闘を描いた色鮮やかな錦絵「箱館大戦争之図」など、戊辰戦争の様子を示す絵図や文書など約180点を展示しており、9月17日まで。

 10月2日-11月30日の第2部は、ほぼすべての分館所蔵資料約400点を一挙公開。分館の歩みも写真で振り返る。

 所蔵資料は閉館後、本館が収蔵する予定だが、今後の展示計画は未定。分館は「歴史の転換点を伝える重要な資料ばかりだ。ぜひ見てほしい」(広報担当)としている。

中日スポーツ 8/22