幕末の志士、坂本龍馬(1836~67)ゆかりの資料を紹介する特別陳列「龍馬からの手紙~坂本龍馬書簡集と龍馬ゆかりの品々~」が中京区三条高倉の京都文化博物館で開かれている。14日まで。
龍馬が懇意にしていた寺田屋(伏見区)にあてて送った5通の手紙が一つの巻物にまとめられたものや、寺田屋で襲撃を受けた際に持っていたと伝わる刀のつばなどを展示している。
手紙は、いずれも寺田屋の主人伊助や妻の登勢あて。伊助への手紙は、龍馬が海援隊長だったことの根拠とされているもので、航海中に紀州藩の船と衝突し、紀州藩の対応に腹を立てたことなどが記されている。
一方、登勢にあてた手紙は、妻おりょうの母が寺田屋で世話になっていることの礼や、妻の妹の行方を気にかけるなど、龍馬の細やかな心遣いが現れている。
また、才谷梅太郎や取巻抜六など、偽名を用いており、龍馬が緊迫した状況に置かれていたことも伝わってくる。刀のつばは、寺田屋に残された物とされる。卍形をつないだような「紗綾形紋(さやがたもん)」が地紋として施され、金や銀で装飾した跡もある。
月曜休館。入館料は一般500円、大学生400円、高校生以下無料。
6/10 読売新聞社
よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。
龍馬が懇意にしていた寺田屋(伏見区)にあてて送った5通の手紙が一つの巻物にまとめられたものや、寺田屋で襲撃を受けた際に持っていたと伝わる刀のつばなどを展示している。
手紙は、いずれも寺田屋の主人伊助や妻の登勢あて。伊助への手紙は、龍馬が海援隊長だったことの根拠とされているもので、航海中に紀州藩の船と衝突し、紀州藩の対応に腹を立てたことなどが記されている。
一方、登勢にあてた手紙は、妻おりょうの母が寺田屋で世話になっていることの礼や、妻の妹の行方を気にかけるなど、龍馬の細やかな心遣いが現れている。
また、才谷梅太郎や取巻抜六など、偽名を用いており、龍馬が緊迫した状況に置かれていたことも伝わってくる。刀のつばは、寺田屋に残された物とされる。卍形をつないだような「紗綾形紋(さやがたもん)」が地紋として施され、金や銀で装飾した跡もある。
月曜休館。入館料は一般500円、大学生400円、高校生以下無料。
6/10 読売新聞社
よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます