大阪龍馬会

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龍馬の盟友 近藤長次郎展 形見 袴の切れ端、手紙…

2011-01-27 00:01:00 | 展示会・イベント
 坂本龍馬の幼なじみで、日本初の商社と評される「亀山社中」で活躍した近藤長次郎の企画展が23日、高知市上町の市立龍馬の生まれたまち記念館で始まった。24日が命日とされており、大河ドラマ「龍馬伝」で注目されて同館に問い合わせが増えたことから、「再評価のきっかけに」と初めて企画。龍馬や妻お徳に宛てた直筆の手紙、切腹の時に着ていた袴(はかま)の切れ端、生家のまんじゅう屋で使っていた浅い木箱など、子孫が守ってきた8点の史料が並ぶ。2月6日まで。

 史料は長次郎の子孫が高知市立高知市民図書館などに寄託している。神戸にいた長次郎が、長男を妊娠したお徳へ送った1863年12月の手紙では、「医者に診てもらったか」「養生第一に、寒さに気をつけて」と妻を気遣っている。切腹時の袴の切れ端は、お徳が形見として保管していたもので、血がにじんだ跡が残っている。

 現存する唯一の紙焼き写真、長次郎が記した近藤家の家計簿、1898年(明治31年)に官位を追贈されたことを示す宮内大臣・田中光顕の署名がある証書なども並ぶ。記念館の上野麻衣学芸員は「残された資料が少ないだけに貴重。勤勉だった長次郎をしのんでほしい」と話す。

 岡山市から姉妹で訪れた病院職員、森千晶さん(54)は「妻への手紙からは優しい人柄を感じた。聡明(そうめい)な人なので、もし長生きをしていたら偉業を成し遂げたと思う」と感心していた。
 午前8時~午後7時。入館料300円(高校生以下無料)。問い合わせは同館(088・820・1115)。

 〈近藤長次郎〉
 1838~66年。龍馬の生家に近い水道町(現高知市上町)に生まれ、家業から「まんじゅう屋長次郎」と呼ばれた。幼少時から学問と剣道を好み、江戸に出て漢学、洋書、砲術などを学んだ。63年に名字帯刀が許され、勝海舟の開く神戸海軍塾に入った。65年、龍馬らと海援隊の前身である亀山社中を設立。軍艦購入などで活躍したが、仲間に内緒でイギリスへの留学を試みたことが露見し、66年1月24日(14日という説もある)、29歳で切腹した。

1/24 読売新聞

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