大阪龍馬会

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21年ぶり松平文庫展 18日から県立図書館

2007-07-17 00:01:43 | 展示会・イベント
 福井藩と越前国の歴史や文化を文書や絵図で紹介する特別展「歴史資料の宝庫 松平文庫への誘(いざな)い」展が、18日から福井市の県立図書館で開かれる。藩の歴史を記した主な公文書のほか、食育の祖とされる石塚左玄の人事記録、福井藩が製造した洋式帆船や銃砲の設計図など初公開の貴重な資料も展示する。8月16日まで開催。続いて同19日から9月2日まで、小浜市の県立若狭図書学習センターでも開かれる。

 松平文庫は、福井藩の公文書類や越前松平家、藩校に伝来した書籍など約1万点の歴史資料群。1950(昭和25)年の開館以来、同図書館に寄託されている。

 特別展では、このうち「福井藩の歴史」と「越前国の自然と文化」の2つのテーマを柱に、約30点の資料を紹介する。同文庫の展示は、1986年以来21年ぶり3回目。

 海軍力の強化を図るため、藩が建造した洋式帆船「一番丸」の設計図は初公開。藩士佐々木権六が中心になって取り組み、1859(安政6)年に完成した。佐々木が描いた銃砲の精密な設計図も展示され、幕末福井藩のものづくりの水準の高さがうかがえる。

 このほか、藩士の職員録「給帳(きゅうちょう)」や各家の履歴書を集めた「剥札(はぎふだ)」、町医の人事録なども出品を予定。藩医学校や藩の病院に勤めていたころの石塚左玄の給料も記載されている。

福井新聞 7/16


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