合気道 明龍館 吹上同好会 Aikido MEIRYUKAN Fukiage

埼玉県北部の吹上で合気道の稽古を行っています。

四方投げの基本(意訳シリーズ/細かいところはご勘弁)

2015年07月08日 | 稽古
2 basic points when doing katate mochi and ryote mochi shihonage techniques.
(片手持ち、両手持ち四方投げの基本的な2つのポイント)


1. If you are pulling towards your partner's finger tips the back of your wrist will separate from your partner's palm.
(持たせた手を引っ張ってしまうと、仕手の手首と受けの掌が離れてしまいます)

2. Don't completely grab your partner's arm. If you do this you will lose focus and connection on your hand being grabbed and also not be able to smoothly slide your hand into the final position after bending your partner's arm over.
(受けの腕をガッチリ握らないこと。そうしてしまうと、チカラが分散し繋がりが無くなってしまいます。そして、受けの腕を折り込む位置までスムーズに滑らせる事が出来なくなります。)




1. With your wrist turned slightly upwards, move with your partner's push or pull so they ride on top of your arm, leading them into an unbalanced position while maintaining a good connection.
(手首を少し上にそらせながら、受けの押し、引きに逆らわず、受けの腕を自分の腕に乗っけちゃいます。チカラの繋がりを感じながら受けを不安定な状態にさせる)

2. As you step or turn, place your thumb on your partner's pulse point and hook your other fingers around their wrist and rotate your wrist lightly inwards as if you were screwing their palm into your wrist.
(その後前進、もしくは回転する際に仕手は親指を受けの脈部に添えその他の指は受けの手首にかける。そして仕手は自分の手首を少し内側にひねります。すると受けの掌は仕手の手に巻き込まれるようになります。)



7/5 審査稽古!

2015年07月06日 | 稽古

catchyなタイトルが思いつかなかったもので、フツウでスミマセン。

ところで梅雨どきはこころがはずみますよね‼

雨降りが多いだけにウキウキ(雨季雨季)………。

 

一般・少年部合同クラスはまず受身。今のうちから受身をやっておいて、技術をつけるのはもちろん、受身に対する苦手意識やネガティヴな感じを持たないように。

技は正面打ち小手返し一。内心「来た〜!」。昨日の今日だし、やるぜ!と思いジム先生の受けに立ったのですが、初級クラス、初めての技だから今日だけは後方受身でいいと。ぎゃふん。

その後は審査稽古。

 

黒帯クラスは胸持ちシリーズ。胸持ち四カ条抑え一と座技胸持ち側面入り身投げ二。

 

コレは受身がキツイ。ジム先生の受けをしましたが、鋼鉄の肉体(柔軟性がないことにおいて)の私には拷問のような技ですね。そんな私を見かねたのか、ジム先生受身の取り方をlectureしてくださいました。天地投げ、正面入り身投げにも応用できる受身です。

その後は審査稽古、白虎の演武稽古。稽古終了後、自由技の模擬審査。再びメタメタ……。

 

実は金曜日の夜、WWEの日本公演を観てきました。プロレスラーは受身の技術がスゴイですね。

合気道的な技の要素もあって、面白かったです。めざせ、受身マスター‼

 

吹上同好会 さいとう

 
 

7/4 飛びます

2015年07月06日 | 稽古


冗談にもならないような湿度。サウナの中にいるんじゃないか?と思うくらいの気候で行いました本日の稽古。去年も同じような気候だったはずですが、どうやってしのいだのか、すっかり忘れています。人間とは何と忘れやすいものなのでしょうか。

本日の稽古。少年部。写真はありませんが、基本動作の後、全般審査稽古。いっぺんに全て覚えるのは無理です。積み重ねで覚えるしかありません。言われたことは実行すること。でないと、また同じことを教えなければなりません。それを繰り返していたら審査に間に合わない。姿勢、構え、指を開く、足の位置…。

一般初級も基本動作から。今日は特に正座法をやりました。


臂力の養成、体の変更、終末動作も

地味に思える稽古かもしれませんが、実は一番大事な稽古です。しばらくは腿や腰にくるかも。暑いけど風呂で温めると回復も早いですよ。
技は正面打ち四カ条抑え一。

正面打ちの基本はジム先生の投稿の通り、分からなくなったらここへhttp://www.meiryukan.blogspot.jp/2015/06/shomen-uchi-ikkajo-osae.html?m=1
相手に激痛を与え制する技という事で、最初は痛い技です。アザができる場合もあります。先生にかけられると痛みより、まったく身動きができなくなるのにびっくりです。
後は審査稽古。


一般黒帯クラスは体の変更一から。
受けもただやっていてはいけない。動きの道理を理解しないと!というジム先生のご指摘。

受けの腕が仕手の胸に密着するよう。

技は片手持ち小手返し一。

ここでジム先生から強いご指導!「なんで後方受け身なのか?」と。小手返しは飛躍受け身が普通なのに、と。痛い、疲れちゃう、怖いなど理由をつけたらいくらでもつけられますが、基本は基本。ちゃんとやりましょう。私は実は最近、小手返しで飛躍受け身ができなくなっていました。理由はよくわかりません。できる気がしなくなっていましたが、今回で目が覚めました。これからは小手返しは飛躍で。
後は座りの二で。これは飛び出すのが難関。

後は審査稽古。稽古終了後、模擬審査を行いました。

私はメタメタ……。計画変更したほうがいいのか、ちょっと考え中です。

安藤先生が最近おっしゃるには、稽古の最後は自分で自分を褒めるように、との事。その理由はおいおいお伝えするとして、今日の自分を褒めるとこ、あるかあ⁇と若干凹み中。とりあえず飛びましたことを褒めます。
しっかし、いい歳こいたおっちゃん、お姉さまがたがジム先生に叱られる図はすごかった、と帰り際プチ盛り上がり。易きに流れないこと‼︎これを胸に刻みましょう。

ところで写真をご提供いただいていますNOKさん、いつもありがとうございます!(^ ^)

吹上同好会 さいとう



正面打ち 切りおろし(意訳ですから細かいトコはご勘弁)

2015年07月01日 | 稽古
In cutting down techniques like ikkajo, sankajo, yonkajo... Don't try to hook your wrist over uke's arm and push them down. If you do this, your thumb will end up on the inside making it impossible to properly grab the arm.

(一カ条、三カ条、四カ条など切りおろす際、手首を受けの手に引っかけないように。また押し下げないように。もしそうしてしまうと親指が巻き込まれてきちんと腕をつかめません)










After the front strike, don't grab uke's wrist too early. If you do this, as you cut down and rotate your partner's shoulder, your hand will end up under your partners arm and therefore lose the stability and strength in your wrist

(正面を打ってから受けの手首を早くつかまないように。つかむのが早すぎると受けの肩を返したときに、受けの腕の下に巻き込まれてしまい、不安定になりチカラが入りません。)





Your upper hand wrist should be turned slightly back like in hiriki no yosei to keep the stability in your arm and also prepare your thumb and index finger for the final grab.

(仕手は上側の手の手首を臂力の養成のように、若干後方に曲げ自分の手を安定させ、親指と人さし指はつかむ準備をしておきます。)







Hint: you should almost always see wrinkles in your wrist.

(ヒント:親指のふもと、手首のところにシワがよっていればOK)

だいたいは合っているはずですが…参考になれば

6/28 爽やかな風

2015年06月29日 | 稽古
早朝からなでしこジャパンの準々決勝を見ました。大きなオーストラリアの選手にガンガン当たられて怪我をしないか、心配しながら観戦していましたが、選手も素人じゃないので余計な心配でした。怪我なく最後まで健闘願いたいものです。しかし、途中出場の岩淵!小さな体なのによくやった!大会前に膝をけg(以下略

さて、本日の稽古。
少年部・初級合同クラスは 構え、正座法、膝行法から。

内心、こんなのより技を教えてくれよ~と思っている人もいるのでは?何を隠そう、私がそうでした。でも、このような一見、技とは関係ないような動作が、実は技の根幹をなすものなのです。3年後のための稽古、鍛錬と思ってやりましょう!後が楽ですよ。
この後は技。片手持ち二カ条抑えニ。この技は、回転動作のとき、受けが回らずに自分だけねじれちゃって、それから引っ張るみたいになりがちです。回転の前のニカ条を十分効かせて、受けが嫌がって動き始めるところを回せばいい‼︎…のですがそう上手くいかないですよね。これも日々鍛錬です。


その後は審査稽古。

黒帯クラスは臂力の養成から片手持ち三カ条抑えニ。受けの持たせた手の攻め方、そういうことかあ‼︎と得心。
両手持ち側面入り身投げ一、両手持ち天地投げニ、呼吸法四の両手持ち三本立て。テーマは「肘肩に効かせろ」。三カ条なら三カ条に持つ手、天地投げは下に切った手に意識が集まってしまいますが、逆の手でサポートしてあげればもっと崩せる。肘と肩を攻める‼︎

しかし、どうしてきっかけのとき、ジム先生のチカラはズンッとこっちに来るのに、私の場合はスカッと抜けてしまうのか?今日の宿題はこれです。

稽古後、外に出たら昼間の暑さからは想像できなかった爽やかな風が吹いていました。まさにスカッと爽やか、コカコーラ(どの世代までご理解いただけるか??)のような風。こういうスカッ!は大歓迎ですが、チカラが抜けるスカ~は御免被りたいですね。

吹上同好会 さいとう

6/27 いよいよ佳境です

2015年06月28日 | 稽古

先週、既に1stステージの優勝を決めていた浦和レッズですが、今日1stステージ最終戦を5-2で圧勝し無敗で終了しました。優勝も決めたことだし今日はメンバーを落として消化試合にするかと思いきや、ベストメンバーできっちり勝ちに行きました。これも全ては年間優勝という目標のため。
我々も審査、ひいては合気道上達のため、日々の稽古、気を抜かず大切にしましょう!

なんとなく合気道につなげたところで今日のおさらい。
少年部はまず基本動作から。今日はジム先生、基本動作をいつも以上に念入りに行いました。基本動作は全ての技の基礎。これができなきゃ技に入れないのが本当ですから。しっかり行いましょう!


ジム先生も写真で見せたけれど、できているつもりでやっていても、実際はそうでもないことがよくあります。鏡を見たりして客観的に自分の動きを見ることが大切です。その後は級別に審査稽古。みんな、技はできてきているので、細かいところまで仕上げよう。

一般初級クラスもまずは念入りに基本動作。入会当初はハテナマークを出しまくり行っていた基本動作も、みなさんとてもスムーズに行えるようになりました。でも、SMNさんにはちょっと言いましたが、黒帯になってもまだ、修正、指摘されるのが基本動作です。perfectは究極の目標。指を開く、かかとを浮かさないというところは確実に実行して行きましょう!


その後は分かれて審査稽古。私は6-8級受験組に入って行いました。ジム先生から指摘いただいた
☆四方投げの受けの手の乗せ方
☆一カ条の正面を打ってから斬り下ろすまでの受けの手の持ち方。肘には親指をかけて、手首側は持つタイミング。相手の腕をコントロールして自分の膝が畳についてから、初めて受けの腕を置くように。


一般黒帯クラスもまずは体の変更一を相対でみっちり。仕手だけでなく、受けのほうもキチンと動きを理解しなければいけません。
その後は後ろ両肩持ち一カ条抑え一、半身半立ち両手持ち四方投げ、自由技後ろ両肩持ち小手返し(掛稽古)を行いました。テーマは「軸を通す」。ピンとカラダに軸を通してから相手を崩す。そうすることによって、大きなEnergieを相手に伝えることができます。そして、この軸ピンは構えに入る直前(気をつけから手足が動き始める瞬間)に練習できますので、頭の片隅に置いておいてください。

今日はクルマのオートエアコンの設定を23℃にしていたら全然効きませんでした。気温はちょうどそれくらいだったのでしょう。でも、出る汗がとんでもない。多分、稽古の前後で10キロくらい体重が変わっていると思います。そのままkeepできればいいのですが、水を飲んだらすぐ戻りますから~!残念‼︎(古いッ!)

6/21 審査稽古

2015年06月22日 | 稽古
梅雨らしく雨が降ったり止んだりのジメジメした天気でした。汗の量が尋常じゃありませんでした。しつこいようですが、こういうときこそ熱中症に気をつけなければいけません。汗が出てそれが乾かないと身体の熱が引きません。それに汗が出すぎで脱水を起こします。気をつけてください。

さて本日の稽古は両クラスともに審査稽古。初めての審査を受けるひと、2回目、3回目の人、それぞれですがしっかり準備して臨みましょう。稽古は審査のつもりでしっかりと、審査は稽古のときのようにのびのびと。
初級のみなさんはまず基本動作から。これは有段になっても課されますから、今のうちにやっておきましょう。後が楽です。



今日はOKNさんと組んで五級の稽古をしました。五級では三カ条と横面打ち正面入り身投二という難関があります。難関とはいえ丁寧にやればできる技ですので、慌てずしっかりやりましょう。正面打ち三カ条抑えニ

黒帯の部は2人+一名怪我で見学でしたので、井上先生を交え三名での有段技を稽古しました。有段ともなると、技は出来て当たり前、力強さとかスピードとか、柔軟性とかを見られると聞きます。その辺はきちんとわきまえて行いたいと思います。
三人で回しながらやりましたので、かなり濃密に行えました。

ところで、私、埼玉北部の酷暑に備え、夏向きの道着を新調しました。サラサラした感触の薄手のニット素材で軽いのです!が、汗を人の10倍かく私ですので、あまり効果が感じられず若干凹んでいます。前に買ったよ◯ぎがいいですね。ただこれは合気道業界で人気が出すぎ(?)品薄、生産が追いつかず扱いをやめるところもあるようです。以上、道着の豆情報でした。

6/20 審査稽古とさいたま体験会

2015年06月21日 | 稽古
梅雨どきにはめずらしく、爽やかな朝でした。今日は午後の体験会に合わせて時間を変更しての稽古です。朝の稽古はアリです。モワッとした感じがなく、爽やかです。

さて、本日は少年部、一般が一部オーバーラップしながら審査稽古でした。とにかく審査までほぼ一か月。集中して取り組みましょう。実際受けるかどうかは別に各々審査を受けるつもりで稽古しましょう。今回受けなくても次回、将来のために。





一般黒帯は半身半立片手持ち四方投げ一、二。この技は昇段の技ですが、なかなかやる機会がないので、新鮮な感覚でした。




11:15までに稽古を終え、電車に飛び乗り一路さいたまへ。体験会のお手伝い。高崎線から埼京線に飛び乗ったら、ジム先生&野田軍団と偶然おなじ電車。
暑いところ体験に来てくれた子どもたち、ありがとうございます。当日、さっそく一名入会ありました。ともに頑張りましょう。体験会の様子は野田やさいたまのブログに写真がありますので見てくださいね。

他にもいろいろ写真あり!
当日の雰囲気を簡単にご紹介

その後は楽しい懇親会。美味しいお酒と料理で話も弾み楽しい時間を過ごしました。


野田軍団による最後の締め。かなり引っ張りなかなかしまりません(^_^)

吹上同好会 さいとう