新学年にもすっかりなじんだころではないでしょうか?
最近の小学校は秋ではなく、初夏のころに運動会をするようになっていると思いますが、その準備に追われているのでしょうか。
私が小・中学生のころ、初夏と言えば「写生大会」。中学校ではさきたま古墳まで行って絵を描きました。一日仕事ですから弁当をもって、水筒をもって行ったのがうれしかったですね。水筒の中身は筆洗用と兼ねて「水」でなくてはならないのに、こっそりコーヒー牛乳か何か入れてきたクラスメイトがおろおろしていたのが懐かしいです。
さて、吹上同好会では浦安演武大会に向け準備を急ピッチで進めています。
基本技、自由技ともに青帯では「何となくやったこと、あるかなぁ~ないかなぁ~」という感じです。少なくとも自由技は初めてかもしれません。ただ、合気道の醍醐味といえば自由技です。普段の稽古ですと、各級・段の基本技中心になりますので、演武の機会にぜひ自由技に慣れ親しんでもらいたいと思います。いつも、時間をかけて練習している受け身は自由技で使うんですよ!
茶・オレンジ帯は基本技・自由技ともにワンランク難易度の高い技にチャレンジしています。まだまだ、形を覚えるのが精いっぱいという段階ですが、大会までには相手を崩し、投げる・・・という実感を仕手・受けともにもてるようになればいいと思います。
また、今回は大会に出場しない子も「こういうことをやっているんだなあ~」程度でも結構です。演武内容に関心を持ってもらいたいと思います。いずれはみんなが自由技も応用技もやるようになりますし、そこまで行って「合気道ってこういうものなのか」と思ってもらいたい。
全体通してですが、いま杖の稽古をしています。合気道は体術ばかりではなく、剣・短刀・杖など武器も使用します。31の杖が中心ですが、31の動作があり覚えるのも一苦労、自分の身長より長い杖を振っている子もいます。また、剣や杖を使うことで体術の理解も深まる。。。。といいのですが、ちょっとまだ早いでしょうか。
ともかく、ご家庭で棒を振り回していたら怒られるだけでしょうが、道場ではうまく振り回せば褒められますから、子供もストレス発散になるのではないでしょうか。
基本動作、基本技はやっぱりまだ曖昧な子が多いですね。気を付け、はかかとを付けてつま先は90度以上開く、すべてここから始まります。各基本動作もつま先は外を向くことを忘れがちですので、特に気を付けてください。
さいとう
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