生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

ずっと、ずっと 緑が続く世界

2020-08-19 08:04:00 | ご当地みどり
【心地良いみどり 1585】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」のryu garden です。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ
……………………………………
日々みどり、緑と書いていますが、
目の前にみどりの光景ばかりだと

こうなるのか…と

考えたサロベツ原野の旅模様です。


視界には
草原と真っ直ぐな道、灰色の空のみ。

何十キロもこの光景が続きます。






海辺に隣接しているので風が吹き続けるエリア
途中、風力発電の風車が20基近く並ぶ圧巻の光景が
あります。再生エネルギー源の基地ですね。


単色の世界に
鮮やかなハマナスの花が映えていました。





国道脇の砂利側道。
宗谷ではここにホタテの貝殻を敷き詰め、

新しい価値を作り出していました。
何もしないと、ただの真っ直ぐな道ですね。




みどりしか無い光景を
1時間以上走っていると「飽きました」ね。

道内の人はこれが当たり前ですと
みどりのある光景、時間にありがたみが
湧かないだろうな。

強風、海がすぐ近くなので、
津波が来たら逃げられない、

夜、真っ暗、
クマ注意の看板…


安全、安心が危ぶまれるエリアです。

安心があって、楽しい、心地よいと
人は感じるのですね。





街に近づき、人がいる気配。
草原にロール状に巻かれた牧草の塊が
点在しています。




有機的な曲線世界の自然の中に
直線、真っ白な人工物が調和して

アートのようです。
こうした組み合わせがある光景が
生まれる北海道の場の力を感じますね。




みどりばかりの世界を知るから、
みどりの少ない世界の中で

健気に育まれている
みどりの姿が愛おしくなります。

そんな考えを巡らしてくれる
サロベツ原野の体験でした。