生活をたのしむ 街みどり・庭みどり

緑の暮らしの専門家がお届けする、一人ひとりの毎日の暮らしをもっと嬉しく、幸せにする、カフェのような心地よいみどりをご紹介

街ナカみどり 東京農工大

2021-06-21 08:14:00 | 街ナカみどり 東京
【心地良いみどり 1736】

いつもありがとうございます。

「街ナカみどり伝道師」のryu garden です。

「このみどりの空間、いいなぁ」と

ココロが震えた、感動した、安らいだ、
リフレッシュ、気分転換となる、

そんな街ナカのみどり、居心地良い時間から届く
幸福感をお伝えします。

ココロのエネルギーチャージに役立ちますよ。
………………………………………………

東京農工大学
国立大学であり、偏差値高き
優秀な大学です。

武蔵野線の北府中駅から
歩いて10分程度に、広大な緑だらけの
キャンパスがありました。

初訪問のみどりを
ご紹介いたします。



正門は農学部本館までつながる
府中市から優れた景観として認定されている
欅並木があります。





詰所はありますが守衛さんはいません。
地元の人たちも散歩ルートとして
活用しているので、自由に入れる雰囲気です。

20メートルを超えるような
大木が多いのですが、幹回りはまだスリムですね。


農学部のみ、コロナ禍の影響か
人は少なく。

ベンチもボロボロになっており、
寂れ感が漂っています。





草もボサボサ、
背の高い木と荒れた灌木類の組み合わせです。

手入れが最低限の公共の施設に
ありがちな光景です。





良い木もあるのですが
基本的に、放置状態のようです。





東京とは思えない
広大な大地が見渡せます。

堆肥の香りも漂う、
農業を学べる空間です。


里芋の畝
収穫祭があれば、近隣の人は
喜ぶでしょうね。






獣医学部もあり
一般に開かれた病院も併設されています。

病院前の常緑ヤマボウシ。
花付きが見事です。



大きな木がたくさんあり、
ここならではの良いみどりなのでしょうが、

本館以外はコンクリートの無機的な箱、
ボサボサのみどり、ボロボロベンチ
学生がくつろげる芝生広場などなく、

いいな…という光景は少なく。

北海道大学や立教大学など
佇みたくなるみどりの場所があればいいな…と
感じました。


人がいいな、行きたいなと
興味、関心を持つ魅力つくりは
とても大切であると、改めて思いました。