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新型コロナウィルス感染リスクもあって、まだまだ県内の各施設への出入りも慎重に行動せざるを得ません。
時のたつのも早いもので私も還暦を過ぎ、めっきりブログの更新もせず久々約2年ぶりの投稿になりましたよ。
国営越後丘陵公園では、大きく分けて健康ゾーンと里山フィールドミュージアムのゾーンがありますが、本日は人混みを避けて里山の山の水辺区のアサザが見ごろということで出掛けたところ,越の里山館で春蚕まつりがイベントとして開催されていたので、いろいろと不思議な生態について展示されているものやガイドさんの方の説明にちょっと蚕について勉強してきました。
蚕の存在は知っていてもシルクのもととなる繭を作る芋虫、桑の葉を食べるくらいしか知りません。。。
上図のとおり蚕は4回の脱皮を行います。幼虫の間は桑の葉をよく食べ1ケ月ほどで体重は1万倍にもなって成長
5齢まで成長した蚕は糸を吐き自ら包む繭を作ります。この繭が出荷されて生糸に加工されます。
繁殖用の蚕は繭の中でさなぎになり、2週間ほどで羽化。まもなく交尾し、500個ほどの卵を産みます。
成虫は食べたりせず、ほとんど移動することもなく1週間で短い一生を終えるということです。
蚕の一生とはすべては繭作るためなんですね。
実際手に取ってみました。
養蚕農家で飼育されている蚕のほかに研究所などの遺伝資源として保存されているものを含めると日本だけで600種類の蚕がいるということです。
昭和34年には1871あった製紙工場も現在は数社ということですが、今では医薬品・医療用素材、電子部品などさまざまな分野で新たな蚕の活用が期待されています。
お目当ての絶滅危惧種のアサザは、半日花で午前中の鑑賞がおすすめ
梅雨入りしたものの天候も良くて快適でした。
季節のあじさいに癒されます。
これはなんていう品種の紫陽花でしょうか? 誰か教えて!
アナベル
園内のおすすめの見学箇所を運転しながら流暢な語りで丁寧に説明してくれるのでお薦めですよ!