戸隠キャンプ場より戸隠山縦走

北信五岳の残り１つ戸隠山には、機会があればぜひ登ってみたい山でしたが、今回戸隠キャンプ場に前泊し、涼やかな高原の風を感じながら最高の山行ができました。キャンプ場奥のささやきの小径から隋神門を経て奥社、社務所の左奥に登山口があり、百間長屋よりクサリ場、ナイフリッジといわれる蟻の戸渡りでは幅５０ｃｍ、延長２０ｍの断崖を四つん這いになって渡りました。ちょっと緊張しましたね。八方睨からの眺めはガスが掛かり、360度とはいかなかったものの百名山高妻山の凛とした姿が前方に良く見えました。そこから戸隠山、九頭龍山、一不動を経て戸隠牧場へと周回しました。一不動は、高妻山への中継点ともなっていますが、ここでは3名ほどの方と逢っただけで、時間的に今回朝立ちで、奥社から時計周りで回れば、渋滞は避けられて静かな山を満喫できます。おすすめのコースです。

県道前の駐車場に停めて戸隠キャンプ場へ午前5時

入り口には新しいキャンプセンターが出来ていました。

旧キャンプ場受付から見る戸隠山（1904ｍ、二百名山）

キャンプ場の中を横切って行きます。キャンプ合宿でしょうか？

大勢の学生が朝練していました。

　大きなダケカンバ

まず、ささやきの小径から戸隠神社奥社を目指します。

小鳥の囀りを聞きながら、誰もいないみちを歩きます。

涼やかで緑のシャワーで癒されます。

隋神門脇 の案内板　5時50分

隋神門をくぐって、神々しい参道へ

何年物でしょうか。この大杉は？

振り返ると隋神門　誰にも逢いません。

パワーを独り占め！！

戸隠神社奥社　6時10分　先客がいました。

この奥社には「天手力男命」中社には「天八意思兼命」宝光社には「天表春命」を中社と宝光社の間に「火の御子社」があり、女性の神様「天鈿女命」が祀られている。遠く高千穂の峰より「天手力男命」の怪力によって投げられた天の岩戸がこの地に隠された、とか岩戸そのものが戸隠山であるとか？

隣の九頭龍神社

その隣の社務所の左奥に登山口があります。

　急登でクサリ場もあります。

登りはじめから急登で息が上がりました。

岩壁の下が五十間長屋

五十間長屋　奥に×

左方向

こちらです。

亡くなった方の慰霊　　合掌

オーバーハングの岩壁

百間長屋

百間長屋を振り返る

小さな祠がある西窟

ジグザグのクサリ場

結構急勾配です。

蟻の戸渡り　7時35分　

断崖絶壁　　延長20ｍはあります。

慎重に渡ります。

ここで滑落したなら命はないでしょう！三点支持で安全確保！

クサリ場、アップダウンも結構ありました。

八方睨1900ｍ、7時53分到着　高妻山が望めました。

百名山、高妻山2352ｍ　3年前に登りました。最後の急登が厳しかった想い出があります。

8時7分　戸隠山到着　誰もいなくて山頂独り占め　　　バックは高妻山

このあと九頭龍山をめざしましたが、林の中にあった三角点らしきものが山頂でしょうか？

一不動避難小屋　3名の方と逢いました。

ここから90分で戸隠キャンプ場へ下ります。

　不動滝

こちらのコースは沢沿いのコースで清涼感あってこの季節お勧めです。

不動滝を下り右へトラバース

帯滝を下ります。左のクサリを使います。手袋が必要です。

下からみた帯滝

　水分補給と清涼感に満足

　沢沿いを何度も渡ります。

この景観実に癒されます。

牧場入口到着10時30分

振り返ると高妻山への看板　静かです。

牧場からの眺め

ちょっと立ち寄りました。

子供らが楽しんでいました。戸隠牧場は家族連れや、学校の合宿で賑わっていました。

猛暑の下界とは、雲泥の差で実に清々しくて最高ですね！

戸隠牧場入り口前にある手打ちそば岳の二八そばは絶品です。

テラスで食べれるロケーションも良いですね。

本日の山行を締める最高の場所です。

11時　まだお客さんはいませんでした。ほんとお勧めです。

最後に戸隠縦走で見掛けた高山植物たち

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