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松之山温泉郷には、古くから鷹の湯、庚申の湯、鏡の湯の源泉があり、泉質は塩化物泉ですべて天然で自噴。戦後の一時期、塩を採ったというほど塩分が強いため、冬でも湯冷めしません。このため越後三名湯にも数えられ、薬効の高さから有馬・草津と並び日本三大薬湯と呼ばれています。湯の香りは、独特な匂いで玉葱にもちょっと似ていました。なぜ山の中の温泉なのに塩分が強いのか?火山が無いのに90度以上の高温なのか?それは・・・
気持ちのいい露天風呂
やけど注意 源泉95度の看板
地下に閉じ込められた1200年前の海水がマグマで温められて噴出する「ジオプレッシャー型温泉」ではないかといわれています。日本の温泉のほとんどが、火山型なのに対し、松之山温泉は地殻の隆起運動によって閉じ込められた海水が、地殻の熱伝導によって140度という高温で蓄えられ、それが地層の断裂を通じて一気に上昇するため、ほぼ一定の塩分濃度で、高温の温泉が噴出しているということです。 ここナステビュウ湯の山も湯量豊富で高温の源泉が自噴しており、大変薬湯らしい湯の色と匂いと残雪の山並みから吹く自然の春風に暫し癒されました。
休憩場も1Fは90畳と広く、飲食物の持込み自由ということで、結構持ち込んでいる人も多く見かけました。食事等の安さもいいですね。
地元産のあんぼ(米の粉をこねた餅で大根菜やあんこを包んだ健康食品)と漬物もほのぼのとした雰囲気で良かったですね。
ナステビュウ湯の山http://www.matsunoyama.com/nasute/
中に入ってチョット驚きアンティ-クandレトロな雰囲気
帰りに松之山温泉街の滝見屋というジャズの音楽が流れ、レトロな雰囲気な蕎麦屋で、美味しいそばとうどんを食しました。カレー南蛮うどんは、チョットスパイシーで美味でした。お店の主人、奥さんも大変雰囲気の良い方で、今度は温泉に泊まって夜にゆっくりジャズを聴きにまた訪れてみたくなりました。
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