早池峰山は、わが国では地形の生い立ちが最も古い山の一つに数えられ、対峙する薬師岳とともに北上高地の代表的な山岳風景を形作っています。
早池峰山は、蛇紋岩と花崗岩により形作られ、基岩相違による植物相の対象が顕著に見られ、ハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノオ、ナンブイヌナズナ等の固有種、稀産種を多く含む数多くの高山植物があちこちに見られ高山植物の宝庫ともいえる百名山です。それにしても天気に大変恵まれました!(ラッキー!!)
河原の坊に車を駐車し、登山帳に記帳しいざ出発!
偶然にも写真を撮ってくれた方が同じ苗字で仲良く2人登山となりました。
いきなり、渡渉。足元が滑りそう。
岩がごろごろ,急傾斜です。
ハヤチネウスユキソウ(エーデルワイス♪発見)
サウンドオブミュージックの一場面が思い出されますね!
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息が上がります。ちょっと休憩
巨岩 打石(ぶついし)
8合目 天狗が頭を打ったという伝説の石なんだそうだ。
千丈ケ岩にかかる鎖をつたってもうひと踏ん張り!
1917m 頂上到達 3時間掛かりました。
頂上の様子 みごと晴れ上がっています。
遥かかなたに岩手山が見えました。
1時間休憩し、小田越コースで下山開始 10時
きれいな木道。 あちこちでエーデルワイスが。。
小田越コース 8合目にかかる鎖場。 鉄梯子を下る足元が危険!!
上りより下りの方が、足に堪えますね!
巨岩がデーン。
巨岩が斜めに5段滑り落ちています。不思議?
薬師岳(1645m)に向かって下山
無事、小田越登山口に12時到着
この後、河原の坊登山口まで徒歩30分歩きました。
今回、早池峰山で出合った高原植物たち
ホソバツメクサ
チシマフウロ
シギンカラマツ
イワカガミ
チングルマ
ナンブイヌナズナ
ミヤマオダマギ
ナンブトラノオ
ウラジロヨウラク
ミヤマヤマブキショウマ
ミネウスユキソウ
ミヤマシオガマ
ミヤマアズマギク
ミヤマハンショウヅル
ハクサンボウフウ
疲れを癒しに、花巻南温泉峡 鉛温泉 藤三旅館へ
豊沢川を眺めながらの湯浴みは最高です!
こちらは桂の湯 源泉が違います。
名物、白猿の湯 1m25cmの深さがあり立ち湯になります。
正真正銘の100%天然温泉です。良かったです。 日帰り料金700円
藤三(ふじさん)旅館 ← HP
なんせ初心者ですので、お許し下さい。
早池峰山は、評判通りの高山植物の宝庫でありまして、デジカメのメモリーもいつの間にか切れてしまう有様でした!
あちこちで、「オダマギ。かわいいー。」を声にしながら登っていく女性ハイカーが大勢いました。男性的な岩山にかわいらしい高山植物のマッチングが実に素晴らしい山ではないかと思います。
ロココさんも機会ありましたらぜひ訪れてみてください!
この山はスゴイ岩山?何ですね、火打山はどちらかと言えば登山者に優しい山(あまり危険なところがない)ですが、早池峰山は男性的な荒々しい感じがしました。
山が変わると花もかなり変わって・・・とても興味深かったです。
コイワカガミはシギン(紫銀)カラマツではないでしょうか?