「テクニクスLPレコードコンサートinつくば」を主催した知人から、会場で機器のセッティングやリハーサル視聴の様子などをLINEで送ってきた。
開催時刻が夕方から8時頃までの予定なので、夜の運転は止めているため参加を諦めました。
送ってきたリハーサル中の動画に、LPを鳴らしていた曲がリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」の導入部のところだとすぐ分かりました。
この曲は皆さん良くご存知の映画『2001年宇宙の旅』の冒頭に出てくるあの曲です。
静かなところから徐々に盛り上がる展開が、夜明けの情景にジャスト・フィットしている映画の冒頭を思い出される方も多いと思います。
私は映画以外に、この曲で強く記憶に残っていることがあります。
50年も前になる1973 年 1 月、世界初の衛星中継された、エレビス·プレスリーハワイ公演で、この曲がイントロダクションされ、ステージにプレスリーが登場するとき流れたのを未だ鮮明に記憶したままです。
当時のTV・ラジオ番組ページの切り抜き(1973年(昭和48年)1月14日)
レコードがあったはずですが見つかりません。
まだ白黒で19インチのブラウン管テレビでした。
当時としては、リアルタイムに画面に映し出されたプレスリーの姿に鳥肌がたったのを覚えています。
妻も私もエレビス·プレスリーファンだから、当然妻と二人でこの中継を見たのは言うまでもありません。
その時の映像がユーチューブにありました、しかもカラー映像です。
7分過ぎた頃、「ツァラトゥストラはかく語りき」の導入部が聞こえ、プレスリーがステージに登場します。
チョー懐かしい。もちろん生中継の映像とは多少違うようです。
全編視聴しました。
フィナーレのバラード Can't Help Falling In Love が心に残ります。
いつ購入したか忘れましたが、CDラックの上に置いたプレスリーのプレートです。
知人からのLINEから思わぬ半世紀以上前の記憶が蘇りました。