猛暑続きなのに、一向に夕顔(夜顔)が咲きません。
お隣さんは10日も前に開花しているのに。
などと思っていたら、昨夕二輪咲きました。
堅く絞った蕾がほどけ、夕べの闇に初々しい純白が浮き上がり、良い香りが漂います。
たった一夜の晴れ姿です。
誰にも見られないまま朝には萎んでしまうので、気が付いてあげて良かった。
短命な花だが香りを精一杯周りに漂わせ、夜明けとともに日差しを受ける前、昼の塵も受けず純白のまま萎れて尽きてしまいます。
愛おしい夏の一夜花です。
今夕も三つの蕾がゆっくり解け始めています。