各地で豪雨による被害が出ているのに、このあたりは雨が少なく、今日は田畑や植物には待ち望んだ「喜雨」と言える雨でした。
庭の草花は、雨に打たれた花は可愛そうだが生き生きと。
雨にも日本独特の風情があり沢山の言葉があります。
降り方一つにしても、まばら雨、こぬか雨、小雨、ざんざ降り、土砂降り、本降り、大降り、殴り雨等が。
情景が浮かんでくる言葉はこの他にもまだまだあります。
竹林にこまかい雨が降り、一本一本の竹の緑を濃くし、一服の涼味をもたらしています。
以前には古い映画を観ると、フイルムの傷が雨のように見えました。
今ではデジタル化され、さらにはリマスターしているからそんなことはないが、当時としては、いかにも古い映画を観た印象でした。
雨と言えば「レインマン」と言うアメリカ映画を思い出します。
この映画は、自閉症の兄の心の清らかさにふれて、弟は生き方を変える話です。
まだうまく口が回らない幼い頃の弟が、兄をレインマンと呼んだことがそのままのタイトルに。
自閉症への偏見を和らげた作品でした。
雨に、とりとめも無いお話で。