近所の家庭菜園に白い花が。
「夏は来ぬ」に歌われる「卯の花」はコレだね。
そろそろホトトギスが来る頃だ。
お世話になっているご近所の皆さん7軒で、今日は映画鑑賞会の日でした。
2年前にスタートした、毎月第3土曜日定例の映画鑑賞会は、今日で21作目です。
今月選んだのは、富山を舞台に、第2の人生を目前にした一組の夫婦の考え方の相違で葛藤する二人の姿を描いた「愛を伝えられない大人たち」を選びました。
運転士として42年勤めた富山地方鉄道を1カ月余りで定年退職することになっている夫は、再雇用の話を断り、これからの人生は妻のためにと思っていた矢先、結婚を機に辞めた「看護師の仕事を再開する」と宣言した妻ともめてしまう。
そして、自分のことを何も理解してくれない夫に離婚を突き付け妻は家を出る。
『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』予告編
この世代にはありがちなお父さん。
仕事は真面目でも融通が利かない。
それに、夫婦とも互いに伝えかたが下手。
長年一緒にいる夫婦でも、価値観の相違を定年間近に知る夫婦。
こんな夫婦の物語です。
劇中のほとんどが夫の葛藤が続くが、最後は二人が若き日のように恋人同士に戻り、やがて娘が子供を産み孫ができる。
これでよかったよかった。
一番近いところにいるのだから、気持ちをきちんと伝えたり、相手のことを思いやったり、それはすごく大切なこと。
お互いに歳をとり、残り少なくなる人生、後悔がないようにしてもらいたい。
自分はどうだったのだろうか。
今聴くことはできないが・・・。
50歳のとき、妻に私の夢を話した。
その夢を叶えられたのは、妻の理解があったからこそ実現できた。
それだけに、妻への感謝は言い尽くせない。