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今日の記憶を一言半句

梅雨時の白い一日花

梅雨近くの初夏のころから、青葉に守られるように真っ白な花が咲き始めます。

庭に、沙羅(シャラ)と姫沙羅(ヒメシャラ)がある。

 

シャラ

 

ヒメシャラ

 

朝に開き夕方には終わる、はかない一日花なのだが、見方を変えれば純白のまま汚れを知らず落花するから、清いまま終わる花ですね。

 

 

たった一日花を披露するのだから、雨に濡れずに開ければ良いのだろうが、梅雨時を選んで咲く花なのだから、雨の日に開いた花はまあ運が悪いのだ。

 

沙羅(シャラ)も姫沙羅(ヒメシャラ)も、ツバキ科・ナツツバキ属。

和名で呼ぶとシャラが夏椿(ナツツバキ)、ヒメシャラが小夏椿(コナツツバキ)。

花の大きさは沙羅が6~7cmだが、姫沙羅は名のとおり小ぶりで2~3cm。

 

 

沙羅と呼ぶけど、本当の沙羅樹は日本には生息しないラワン材になる木で、インド産の沙羅樹に似ていたから名前が付いたそうだ。

 

梅雨時の小雨の中でも、青葉に守られて凛と咲くシャラの白い花。

コメント一覧

Unknown
takusanさん、ありがとうございます。
身近なことを書き綴っているなかで、参考にしていただけるのは嬉しいことです。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
takusan
おはようございます。
先日のブログで、ネジバナに右巻きと左巻きがあると言うことを知ってびっくりしました。
今日のブログでも、沙羅が朝咲いて夕方落ちるということを知りました。
すごく味わいのあるご文章で、3回繰り返して読みました。
沙羅が汚れを知らない花だというのも、すごくいい表現ですね。
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