車を走らせていた正面に、生き物のように青空をむくむくとうごめいている白い雲。 車を広場に止めて、目の前に繰り広げる自然の動きにしばし目を奪われました。 真っ白な雲から、見るみるうちに厚い灰色の雲が青空を覆ってしまった。 積乱雲の真下は、さぞかし激しい雨と雷になったでしょう。 ひと雨きそうかなと思ったが、私の居たところには、おしるし程度のポツポツ雨で終わり。 ほんのつかの間の急速な変化を垣間見ました。 いわば自然の空の芸術ショーでした。