日時:7月28日(土) --快晴
電車:往: 鎌ヶ谷(6:35)----(6:45)船橋(6:55)---[快速]---(7:23)東京(7:37)--- [特
快]--(8:35)高尾(8:44)----(9:45)甲斐大和
復: 甲斐大和(14:56)---(15:15)大月(15:25)---[快速]---(17:00*)中野(17:32)----
-(18:26)船橋(18:34)----(18:44)鎌ヶ谷
費用:約三千円 [青春18キップ(@2,300円),東武電車380, バス200]
[コース]---遊歩道・徒歩約2時間半。*印はトイレ有 [記録者:Hさん]
甲斐大和駅・市営バス(9:48)→(10:01)竜門峡入口*(10:10)→{竜門の滝}→(10:30)分岐点→落合3つの滝→(10:50)分岐点→休憩舎→(11:20)平戸の石門(11:30)→(11:35)石割ケヤキ→(11:50)*栖雲(セイウン)寺(12:05)→(12:15)*}天目山温泉」(昼食・そば)(13:08)→市営バス→(13:20)景徳院(13:50)---{桃の直売所で15分}--(14:40)甲斐大和駅
コース概要
甲斐大和駅到着と市営バス出発時刻とは3分しかない。だが、竜門峡入口で下車すると、トイレがあるので心配ない。前方左手の竜門橋を渡って遊歩道へ入ると、木陰の山道で涼しい。右下に沢音を聞きながら行く道は楽しい。そろそろ竜門の滝が左下に出てくるはずだと思いながらも、あまり快適な道なので、滝へ降りる道に気づかず過ぎてしまった。
レトロ調市営バス* 竜門峡案内図*
20分位歩くと、落合3つの滝へ至る分岐点に出る。標識の指す右手を見ると、便りなさそうな小道が下へ降りてゆく。左下写真のように、丸太で組んだ橋が数箇所ある。目の高さに1本の細い紐が張ってあるので、バランスをとるのに助けになる。その次に急斜面を登るアルミ製の階段がジグザグ状に導いてくれ、落合3つの滝へ着く。滝見用の桟敷といった床が組んであり、そこから見よう。滝に近づかないほうがいい。
落合3つの滝へ向かう 落合3つの滝
分岐点と滝の往復は20分と考えてよいが、雨の翌日とか人数が多い場合は、その倍の時間をかけてゆっくり観賞したい。
遊歩道 簡易型の橋を渡る
遊歩道は深い緑に覆われ、真夏でも快適だ。ときどき木橋で沢を渡り返すので、いつも沢と一体感がある。
竜門峡の流れ 滝の上から
平戸の石門周辺は、至る所に興味を引く巨岩がある。石門は文字通り、中を通ることが出来る。なお、この前の沢側の巨石の向こう側は滝の上部になっているので、覗いて見るのも面白い。
石門の5分先には「木賊(トクサ)の石割けやき」がある。巨岩を一本の木が真っ二つに割って聳えている。
前方の木立の中に大きな幅の滝が白く光っているのが見える。良く見ると堰堤のようだ。この辺りから道は沢から離れて右上に上って行く。息切れがする頃、民家の屋根が見え、道路に出ると、目の前が栖雲寺(セイウンジ)だ。寺の裏山の斜面に巨石が散見され、これがどうやら「石庭」のようだ。この寺は勿論、武田家ゆかりだが、秋には紅葉がよさそうだ。
平戸の石門を潜る* 栖雲寺境内にて
栖雲寺前の車道を10分下ると、アルカリの天目山温泉という日帰り施設があり、我々はここでお昼の天ぷら蕎麦を注文した。当初の予定では20分位下のレジャーセンターを昼食場所に考えていた。この辺りは予約しようと思っても、携帯電話は通じない。
13:08分の市営バスが施設の前から出るので、我々16名はそのバスで景徳院へ向かった。
この辺りは武田家終焉の地で、この寺には勝頼の墓などがある。この日は山百合とアジサイが見頃で、広い敷地内の随所に咲き乱れていて、予期せぬ歓迎に大満足であった。
景徳院境内にて 勝頼辞世の句(景徳院)
次の市営バスは15:13分ということで、止むを得ず、甲斐大和駅まで50分、炎暑の車道を歩くはめになった。木陰は一つも無く、途中に桃の直売所を見つけたので、そこに寄った。形の良い見事な桃だったので、女性たちは小箱で購入していた。この暑い中、駅まで桃の箱を持って歩くことを思うと、女性は強いと感心した。
予定の電車より20分くらい早いのに乗れたが、途中電車の事故で車内で待たされた。何のことはない、その電車が20数分遅れとなり、結局、当初の予定の時刻に帰着した。
※利用した写真のうち*印のあるのは、Wさん撮影のものです。