【妙な言葉使い--例その1】
「美しく青きドナウ」という曲がある。この表現はいい。だが、ヨーロッパ旅行から帰国したばかりの女性から 「ドナウ河はスッゴイ感動した」なんて言われると体調が狂ってしまう。「スゴイ うれしい」、「スゴイ 痛かった」、「スゴイ 辛い」、「スゴイ うるさい」---こんな表現が世の中、まかり通っている。
スゴイは形容詞だから、次に名詞がくるはず。動詞などを修飾する場合は副詞のスゴクを使わなければいけない。
品詞の誤用の他に、スゴクの代用として「メチャ」という言葉使いがある。「メチャ うれしい」、「メチャ カッコいい」、「メチャ うまい」---どうやら関西系の「メチャクチャ」の省略語らしい。それなら、クチャも生かしたらどうだろう。「クチャ うるさい」、「クチャ 虫歯がしみる」、「クチャ 泣ける」、「クチャ 江戸っ子だい」、「クチャ ガムかじるな!」---おおっと、調子に乗った。あとの2例は、それっ、カンケイナイッ!
「ゴチャゴチャ」も誕生させたいッス。これは綺麗でない言語に被せたいな。「ゴチャ 汚い」、「ゴチャ 壊した」、「ゴチャ 殴りあった」、「ゴチャ 吐いた」、「ゴチャ つぶやくな!」、「ゴチャ どタマ かち割るでぇー」 ---、あとの2例も誤用ですね。
「マジかよぅ」というのがありますね?これについて、一言、顔だけに絞って。
先ず、「冗談は顔だけにして」というのは、生まれついた顔の造りそのものが冗談だとの意味ではないですよね?「私の彼、メチャ、イケメンよ」に対して、「あのコの彼って、ジョウダンよ」とは言わない。
真剣な顔、つまり、顔だけマジで、内容は滑稽なことを言うのが、ユーモアの本髄ですぞ。アメリカ人は違うようだが、イギリス人も日本人も、よくやる。どうです?一つマジでやってみますか?
「美しく青きドナウ」という曲がある。この表現はいい。だが、ヨーロッパ旅行から帰国したばかりの女性から 「ドナウ河はスッゴイ感動した」なんて言われると体調が狂ってしまう。「スゴイ うれしい」、「スゴイ 痛かった」、「スゴイ 辛い」、「スゴイ うるさい」---こんな表現が世の中、まかり通っている。
スゴイは形容詞だから、次に名詞がくるはず。動詞などを修飾する場合は副詞のスゴクを使わなければいけない。
品詞の誤用の他に、スゴクの代用として「メチャ」という言葉使いがある。「メチャ うれしい」、「メチャ カッコいい」、「メチャ うまい」---どうやら関西系の「メチャクチャ」の省略語らしい。それなら、クチャも生かしたらどうだろう。「クチャ うるさい」、「クチャ 虫歯がしみる」、「クチャ 泣ける」、「クチャ 江戸っ子だい」、「クチャ ガムかじるな!」---おおっと、調子に乗った。あとの2例は、それっ、カンケイナイッ!
「ゴチャゴチャ」も誕生させたいッス。これは綺麗でない言語に被せたいな。「ゴチャ 汚い」、「ゴチャ 壊した」、「ゴチャ 殴りあった」、「ゴチャ 吐いた」、「ゴチャ つぶやくな!」、「ゴチャ どタマ かち割るでぇー」 ---、あとの2例も誤用ですね。
「マジかよぅ」というのがありますね?これについて、一言、顔だけに絞って。
先ず、「冗談は顔だけにして」というのは、生まれついた顔の造りそのものが冗談だとの意味ではないですよね?「私の彼、メチャ、イケメンよ」に対して、「あのコの彼って、ジョウダンよ」とは言わない。
真剣な顔、つまり、顔だけマジで、内容は滑稽なことを言うのが、ユーモアの本髄ですぞ。アメリカ人は違うようだが、イギリス人も日本人も、よくやる。どうです?一つマジでやってみますか?