日時: 2008年1月10日(木) *青春18きっぷ利用
交通:往:鎌ヶ谷(6:06)--(6:16)船橋(6:23)-[快速]-(6:38)千葉(6:58)--(8:33)安房勝山
復: 安房勝山(16:32)--→
食事処 ばんや;電話0470-55-4844
徒歩時間:約10キロ+3K、(4+2)時間{見物時間を含む}
[コース概要]
地図は安房勝山駅で入手できる「JR駅からまっぷ」が利用できる。これはネットにあるのと同じもの。安房勝山駅から保田駅に到る3時間10kmコースになっている。全て簡易舗装の道で、要所要所には道しるべの標識があるので迷うことは無い。
勝山駅から佐久間川に沿って天寧寺に向かうのだが、その先の富津・館山道路を潜るまでは平地。佐久間川と分かれる辺りから緩やかな登り坂となり、それが江月見返り峠まで続くので途中で上着を脱がないと汗をかく。
峠からは地蔵堂・水仙広場を経由し、水仙を見ながら、なだらかな舗装道路を保田駅まで下ることになる。
【コース・キロ数】*ばんや以降のキロ数は正確ではない。
安房勝山駅(1.8k)天寧寺(4.2)地蔵堂(0.6)水仙広場(3.2)ばんや[昼食](0.5)菱川師宣記念館(0.5)見返りの松(0.5)真珠島(1.2)源頼朝上陸地(1.5)大黒山展望台(0.8)安房勝山駅
【実際のタイム】*水仙ロードの各所には花屋などが出ていて、買い物などして歩いたので、かなりのタイムロスがあり、あまり参考にはならない。
安房勝山駅(8:45)--(9:15)天寧寺((9:25)--(10:30)見返り峠(10:35)--(10:50)地蔵堂(10:55)--水仙見物--(11:20)馬つなぎ石--(11:30)水仙広場(11:45)--(12:05)江月コニュニティーセンター(12:10)--ばんやへの分岐点---(12:50)ばんや[昼食](13:55)--菱川師宣記念館--見返りの松--真珠島--(14:35)源頼朝上陸地(14:50)--(15:00)大黒山展望台登り口--展望台--(15:25)大黒山展望台登り口(15:30)--(15:40)安房勝山駅
駅からマップ・保田 (←コントロールキーを押しながらクリックしてください)
※ 勝山駅でこれと同じ地図を用意してある。
天候に恵まれ、ベストコンディションなので、かなり混雑するかと覚悟していたが、佐久間川沿いのこの道を行くのは我々一行のみ。川には緋鯉や鴨や白鷺などが遊んでいて、のどか。
天寧寺は立派な禅寺で、巨木のビャクシンは県の天然記念物。この辺は冬も暖かいせいか、棕櫚が目立ち、寺の境内にもシュロが実をつけていた。
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道が川から離れるころ、いかにも山間の里という感じ。すると、乳牛を飼っている家が増えてきた。右手の山の向こうには嶺岡牧場などもあり、その影響かなとも思った。小牧場の家にセンダンが目立つようになり、実をつけていた。夏には葉が茂り、夏の日差しから牛を守ることになるのであろう。
道はだんだん勾配を増し、山の斜面を行くようになる。振り返ると歩いてきた集落は田畑が、かなり下方に広がっている。少し進んでまた振り返る。なるほど、「見返り峠」への道を歩いているのかと、納得させられる。勿論、郷土の絵師・菱川師宣の「見返り美人」にあやかった命名の峠だ。山の斜面に水仙が目立つようになる。
途中の斜面で水仙の手入れをしている老婦人に出合った。夏の雑草取りなどの苦労話を聞いた。
上の写真の先が見返り峠である。そこで小休止してから今度は里への下り道となる。地蔵堂(と言っても、民家風の建物なので気づかないものが多い)に近づくと、保田からマイカーで上ってきた観光客の姿が目立つようになる。
地蔵堂下の一キロ四方?の斜面に水仙が広がっていて、人々はその中を散策している。我々もそうすることにした↓。
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石橋山の戦いに敗れた源頼朝が房総のこの辺りに逃れてきたという言い伝えがある。この地は江月だが、地元の人が頼朝に献上した名馬「池月」が縁で江月という地名になったということだ。他にも頼朝に苗字をもらった家もあるそうだ。
ところで、下の写真で、土中に姿を隠している石は「池月」をつないだ石だと言う。非常に分かりにくい場所にあり、探すのに苦労した。
右上の写真は「水仙ひろば」で、野菜類を売っている小屋があり、甘酒は一杯百円であった。前に簡易トイレがある。
ここから水仙ロードを保田駅まで下っていくのだ。道路の左右の田園地帯に水仙が咲いていて、丁度見頃だ。今朝の読売新聞の一面に、「をくずれ水仙卿」の写真が載っていて、そちら(佐久間ダムの先)も見頃のようだ。
江月公民館の前に下のような看板があった。
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※[M]→H.W.Moon さん提供の写真です。
公民館からは七面川と平行の道路とり、車に用心しながら写真を撮っていく。高速道路を潜るころには、キンセンカなどの路地植えなども見えてくる。
時刻は正午を越えていて、「おなかがすいた」と皆が言うので、保田駅へは寄らず、JR線の手前で七面川を渡り、国道に出て食事処・ばんやに向かう。
(→その2へ続く)
私も水仙ロード歩いてきました
あたり一面に絨毯のように水仙が咲いてました
勝山から保田まであきさせないよう煮景色もきれいでした
いいところですね